生き方

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反省と後悔

人は、過去を躊躇することなく、断罪しがちです。「ったく、もっと勉強してればなぁ……。 文系に進学したのが間違いだったんだ。  それに、テニス、テニスだよ。 いいとこだったのに、断念したのは惜しかったな。 あのままやってれば、錦織こえたんじゃ...
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本業と家族

大家さんを拡大したその先には一体何が待っているのでしょう。「えっ!?そりゃハッピーリタイアでしょ。毎日、仕事しないで好きなことをしてさ、悠々自適を絵に描いたような生活ですよ」本当にそうでしょうか?と、懸念を申し上げるのも、私自身14年前に実...
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一人きりの夕食

ついこの間のこと、たった一人で夕食を食べるはめに陥ってしまいました。女房は千葉在住の親戚のお葬式に参列し、長女は大学で遅く、長男は体育祭の応援団の練習、頼みの綱は次女……。幸いなことに、彼女は高校の中間試験を間近に控え、所属する剣道部も活動...
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人生のスパイス

時は、誰の区別なく、等しく流れてゆきます。1秒は1秒であり、春夏秋冬の四季も同様に移り変わり、いつの日かこの世から去る宿命を抱え生きています。にも関わらず、眉根に深いシワをきざむ人もいれば、笑いジワに彩られた方もいる。いったい何が違うのでし...
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私の本業は、兼業大家さんを一人でも多く育て上げること

先の読めない世の中です。いったいこの先、何が待っているのか、誰も自信を持って答えてくれる方はいらっしゃいません。一昔前は、息苦しくも単純明快でした。勉強して、公務員か大企業に入社して、一軒家を購入して、年金をもらって余生を過ごす。私の親父、...
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歩みをとめないことに価値がある

八月になりました。子供の頃の夏休みは、いつ終わるかわからないほどながく、うだるほどの暑さでめまいがしそうでした。私が生まれ育ったのは、広島県の呉市。瀬戸内海が南に横たわる夕刻、風はピタリとやみ、潮風が運ぶ高い湿気のなか、汗が止まらぬ魔の時間...
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管理業務の大切さ

『日々是好日』西暦949年に没した、中国唐代の禅僧である雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の言葉です。時代を超えて残り続ける教訓や教えは、読み手や受け手により違った姿を見せるものが多く、「日々是好日」も同様です。皆さんはどのように受け取られる...
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どうやって、 当たり前に働いて 当たり前に暮らせるのでしょう。

どうやって、 当たり前に働いて 当たり前に暮らせるのでしょう。会社は唐突に、自らの都合で社員削減を決断し、リストラを粛々と実行します。事実、1998年8月21日、勤務先の大倉商事(株)は東京地方裁判所に自己破産を申し立て、1ヵ月後2000人...