不動産販売業者の是非

 
不動産……

一般のイメージはどのようなものがあるでしょうか?

 
「イメージ?
 

 そりゃ、

 ・欲しい!
 ・高い!
 ・危ない!
 
 の3つでしょ。

 

 誰だってさ、

 
 不動産を
 欲しいか欲しくないかって聞かれりゃ、
 ◎欲しい!
 って言うに決まってるしさ、

 
 高いか安いかって言われたら、
 ◎高い!
 だし、

 
 危ないか危なくないかの2択だったら、
 ◎危ない!
 だよね。

 

 だって、カボチャの馬車とか、スルガ銀行?

 
 自己破産のサラリーマンがさ、
 わんさか出てるし、

 
 安易に手を出す代物じゃないって思うよね。

 
 だいたい、
 不動産の販売業者って、
 いったい何だろ?

 
 一般庶民をさ、
 何だって思ってんの?」
 

 
誤解を恐れずに申しますと、
 『 エ モ ノ 』
でしょう。
 

 
「エモノ?
 餌ってことかい。
 っで、どういうこと?」
 

 
お客さんが
不動産販売業者に足を踏み入れると、

・勤め先
・年齢と年収
・自己資金

以上、3点を真っ先に聞かれます。
 

 
「なんで?」
 

 
訪問客が幾らの資金を用意できるか
脳内で素早く計算するためです。
 

 
「だからさ、
 どうしてよ。

 
 まず、何が欲しいか聞くんじゃないの?」
 

 
確かに、口先では尋ねます。

 
(今日はどういったご用件でしょうか?)

 
と……
 

 
「そりゃそうでしょ。
 

 ブティックでも、レストランでも
 何が欲しいか聞くでしょ」
 

 
確かに、

 
不動産業者もお客さんに
どんな希望があるのか
お聞きはしますが、

 
それは、口先だけのことです。

 

洋品店や食堂であるなら、

 
お店にやってきたお客さんは
支払える金額を持っているとの
前提で考えますから、

 
財布の中身をお聞きするような
失礼な質問はしません。

 

しかしながら、

 
◎欲しい

 
と思うだけでは不動産は

 
◎高い

 
ので、支払えるかどうか分からない。

 
だからこそ、
不動産業者は、

 
・勤め先
・年収
・自己資金

 
を慎重に聞き出すのです。 
 

 
「なるほどね……

 
 で、買えないって、
 判断したお客さんにはどうするの?」
 

 
借入可能な額と自己資金を含めた
購入資金を提示して、
 

購入可能な物件に誘導するか、
お引き取りしていただきます。
 

 
「えっ、そうなの?」
 

 
はい。

 
エモノでないと判断したお客には
鼻も引っかけないのです。
 

 
「だったらさ、
 安い物件を望む
 お金持ちのお客さんにはどうするの?」
 

 
借入可能な額と自己資金を含めた購入資金を提示して、
もっともっともっと高い物件を勧めます。
 

なぜなら、
エモノを喰えるのは一度きり、
 

ならば最高の状態で
喰らいたいと考えているからです。
 

 
「こわっ! やっぱ、

 
 ◎危ないんだね」
 

 
確かに、
そういった面は否定できません。
 

事実、

 
宅地建物取引業は
性善説ならぬ
性悪説で立法された法律です。
 

 
「どういうこと?」
 

 
不動産業者を
野放しにすると、

 
一般消費者に
多大な損害を引き起こしやすい

 
だからこそ、
悪いことができないように、
法律で網をかけ、

 
なるべく、
一般消費者に危害を加えないように
しているのです。

 

対して、

 
性善説により
立法されているのは、
弁護士法です。

 
弁護士は正義の味方であり、
悪いことはしないとして、

弁護士法に違反した
懲戒請求対象の弁護士を
審査するのは

弁護士の任意団体である
弁護士会が審査するのです。

不動産業者と全く扱いが違うことが分かります。

 

例えば、

ここ最近の、
積水が被害を受けた
55億円の地面師詐欺の事件!
 
事件を起こした犯人の悪辣さもさることながら、

被害を受けた積水も
真の所有者からの再三のクレームに対して、

無視をし、邪険にし、
反応しなかったことを見ても、

(自分さえ儲かればいい)

という底意地の悪さを
露呈していないでしょうか?

 

さらに、
申し上げれば、
  
不動産業者は
こうした事件報道を受けても

『悪い奴は
 いつの時代にもいます。

 でも、私はいい不動産業者です。
 同じように考えてもらっては困ります』

などと、テンとして恥じない……

同じ業界で生きる業者として
襟を正すことがない。

ここに、問題の本質があると考えます。
 

 
「なるほどね。

 でもさ、 
 なんで、そうなるんだろ?」
 

 
通常、

不動産の購入者は

・一生に一度の買い物
・不動産の知識が不足
・借金をして購入資金を用意

 
と、
3つの類似行動を伴うものです。

つまり、
不動産転売業者にしてみれば、

一度売ってしまえば、
二度と会うことのないお客さんです。

ならば、
最大の利益を生み出すためには
可能な限りの借金をさせること……

 
借金のできない輩は
エモノでないから、お引き取り願う。
こういったアクションを取るわけです。

言ってみれば、
不動産業者は肉食獣!

 
通常の、
取引先と長い関係を重視する
草食系企業とは違うのです。

優しい表情の肉食獣であったとしても
それは、
お腹が満腹なだけのこと。

 
腹が減れば、
身近な草食動物に歯牙にかけることを
厭うはずがありません。

 

また、
事情を複雑にするのは
転売業者けでなく

不動産所有者に対しても
魔の手を伸ばしているのです。
 

 
「えっ、
 所有者?

 
 所有者には売れないでしょ。
 そもそも不動産業者に来てもいないんじゃないの?」
 

 
そう、

彼らは
駅前の不動産業者のように
路面店ではなく、

 
マンションの一室で業務を実行している
不動産業者です。

 
名前も有名ではなく
広告を打つことも稀です。
 

 
「なんか、
 引きこもり業者だね。
 

 そんな内向的な
 不動産業者がやっていけるの?」
 

 
内向的?
 

それどころか、
蟻地獄や蜘蛛のように
不動産所有者を罠に追い込み、
生き血を啜る……
 

 
「よ、妖怪じゃない!」
 

 
そう、

 
妖怪のように、
人知れず、
生きているのが

 
その名も
『さんため業者』
です。
 

 
「なに、その間抜けな
 名前?

 
 なんかAUのコマーシャル見たいだね
 どこが危ないの?」
 

 
三為(さんため)業者とは、
「新・中間省略登記(第三者の為にする契約)」
をベースにした転売業者です。
 

 
「どういうこと?」
 

 
彼らは
マンションの一室から
名簿業者から買い取った
不動産所有者の電話に
 

(うちで、買い取らせてください。
 高値で査定します)
 

と電話をかけ続けるのです。
 

 
「それって、
 転売業者でなくて
 買い取り屋さんでしょ。
 

 でもさ、
 マンションの一室の不動産会社がさ、
 そんな
 

 ◎高い
 

 不動産をドンドン買う資金ってあるの?」
 

 
彼らに資金は必要ありません。
 

 
「えっ!
 どういうこと?」
 

 
Aさん所有の不動産を
Bさんに売るさい、
転売業者のZが入るわけですが、

 
Bさんからの販売価格から
利益を抜いてAさんに支払います。

 
この取引を一度に行うので、
転売業者のZは何も資金を必要としないのです。

 

必要なのは
買主と買主に資金付けを実行する銀行だけ。

 
これだけ用意しておけば、
売主を探し出せばいいので、

 
電話のアポインターを雇い、
朝から晩まで電話をかけ続け、
 
振り込め詐欺で引っかかるようなお年寄りを
狙い、罠を仕掛け続けるわけです。
 

 
「それって、
 短期譲渡だよね。
 税金かかるでしょ」
 

 
ところが、

 
不動産業者には
短期譲渡所得も
長期譲渡所得も
一切かかりません。
 
宅建業者にとって、
不動産は「商品」ですから
譲渡所得の対象から外れているのです。

 
しかも、
新・中間省略扱いの取引であれば、
登録免許税も取得税も支払わなくてもいい

 

だからこそ、
マンションの一室に引きこもっている
資金の裏付けのない転売業者であっても
不動産の転売が可能となるわけです。

 

例えば、

 
8000万で売買可能な物件を
4000万で仕入れて、

 
買主には市場価格の500万円引きの
7500万円で売り抜けて、

 
一度の取引で3500万円の
利益を上げるなどの荒業を
トクトクとして自慢している……
 
こうした業者はまさにオオカミ!
気を付けなければなりません。
 

 
「どうすりゃいいの?」
 

 
不動産の価値を
不動産屋に聞かないこと。

 
不動産の価値を
ネット情報だけで
凡そであっても
確認できるスキルを身に着けることです。
 

 
「そんな……
 無理だよ」
 

 
大丈夫!

サラリーマンを続けるだけの能力があるのですから、
不動産の真価を見抜くことなど簡単です。

 
不動産は難しい
と、絶対に思わないことが肝要です。
  
この思い込みは食わず嫌いと同様!

 
判断をオオカミに委ねるから、
オオカミの好きにされるのです。

 

大事なお金を
家族の資産を投じるのですから、

 
赤の他人どころか
皆さんを狙う野獣に
任せてはなりません。

 

私達は知恵のある村人!

 
一致団結すれば、
村からオオカミを排除し
平和な村落を実現できます。

村人の平和を心から願って

 

    藤 山 勇 司

 

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