独裁者の罠

 

 

「独裁者の罠」

 

 

 

1)渡りに船のコロナ禍とウクライナ危機 

 

2019年11月、 

 

中国武漢で事故もしくは、人為的に拡散された新型コロナウイルスが 

 

2022年3月現在も世界経済や紛争に影響を与えている。 

 

2020年のアメリカ大統領選挙においては、郵便投票規制が大幅に緩和され、

 

数百万票の不正投票につながり、バイデン政権を誕生させた。 

 

現在、 

 

アリゾナ州、ペンシルベニア州などなどで選挙の実態が解明されつつあり、 

 

ウィスコンシン州では選挙人認証取り下げが上院・下院で議論されている。

 

しかしながら、それが即、ジョー・バイデン氏が辞任し、

 

民主党から共和党に政権が移るかと言うと、その可能性は極めて低い。 

 

事態を根本的に変更させるには、 

 

今年の中間選挙、そして2024年の大統領選挙まで時間を待たなくてはならない。 

 

アメリカファーストを標榜する第45代大統領トランプ政権は、 

 

任期中、新たな戦争を勃発させず、 

 

シェールガスを開発し、石油・天然ガスを独自で賄えるようにし 

 

駐イスラエル大使館をエルサレムに移し、中東3か国とイスラエルの国交を回復させた。 

 

 

 

結果、 

 

(化石燃料の暴落) 

 

テキサス原油価格は、 

 

1バレル当たりマイナス37ドルまで歴史的に暴落した。 

 

(紛争抑止) 

 

ISISをシリアから駆逐し、 

 

中東に目立った紛争を起こさせず、 

 

北朝鮮とは首脳会談に臨み、新規ミサイル発射を思いとどまらせ、 

 

中国共産党の暴発を防いだ。 

 

(不法移民流入削減) 

 

低賃金で働かざるをえない不法移民流入抑制により、 

 

ヒスパニックや有色人種の賃金が上昇。 

 

犯罪発生率は低下した。 

 

既存支配層の力の源泉は、 

 

驚くことに、 

 

庶民の支持である。 

 

庶民が平和であると、政府や権力者に頼る必要はない。 

 

差別 不満 不平 

 

を重箱の隅をつつくように探し、 

 

ほじくり、拡げ、塩を擦りこみ、 

 

現実の痛みに変え、 

 

社会に是正を訴える正義サイドに立ち、 

 

異論を許さず、 

 

反対論者を排除していく。 

 

清濁併せ呑み大道を歩く人物は大の苦手。 

 

既存支配層から見れば、 

 

正々堂々とした政治家は 

 

不倶戴天の敵であった。 

 

たまたま、それがドナルド・トランプさんであり、 

 

利用したのが、武漢ウィルスだ。 

 

神輿に担ぎ上げられたバイデンさんの息子のハンター・バイデンさんは、ジャンキーの犯罪者。 

 

自らも、ロシアゲート、ウクライナゲートの中心人物であり、 

 

反論を許されない身の上。 

 

認知症の疑われるバイデンさんは言うことを聞くしかない。 

 

2020年11月3日の大統領選挙を受け、 

 

彼が大統領に就任したのが 

 

2021年1月20日。 

 

就任期間は1年を超えた。 

 

既存支配層の指示に従い続けたバイデン政権は 

 

失策に次ぐ失策。 

 

アメリカ国民、民主党支持者からも支持を失いつつある民主党は、

 

2022年の中間選挙で上院・下院ともに過半数を失う大敗を予想されている。 

 

コロナ禍が収まりつつあり、2020年大統領選挙の不正を指摘された各州の選挙委員会は、 

 

郵便投票制度や認証制度を見直す法律を次々に可決し、容易に不正が出来にくくなっている。 

 

そこで目を付けたのが、 

 

アメリカ民主党お得意の新規紛争勃発! 

 

場所は、ウクライナである。 

 

国内民衆の不満は国外に目を向けさせる。 

 

昔から採用されている戦略を 

 

またぞろ、実行しているように感じる。  

 

 

 

2)民族独自の正義がある 

 

2021年8月にアメリカが退却したアフガニスタン、 

 

そして、カザフスタン動乱。。。 

 

中央アジアや中東は、常に紛争地帯のように感じる。 

 

ただし、忘れてはならない事実は、 

 

世界は、勧善懲悪、二元論などの単純な仕組みではなく、 

 

それぞれに正義があり、 

 

それぞれに価値観があり、

 

民族の成熟度と関連している、という厳然たる現実である。  

 

 

 

3)それでも、情報の量と質が人類を支配層から解放していく 

 

支配層は、民衆を軽く見すぎる傾向がある。 

 

力で脅せば 

 

金で篭絡すれば 

 

地位を保証すれば 

 

敵を屈服させた手法を、一般大衆にも活用しようとする。 

 

ところが、そうは問屋が卸さない。 

 

明日や、一週間先や一カ月先までの我慢であれば、 

 

従いたくない要求を無理やり納得させることはできても、 

 

半年、1年と続く責め苦には抗い、 

 

己の伴侶や子供の未来に被害が及ぶと確信すると、 

 

反旗を翻す。 

 

特に、新型コロナ禍で大手マスコミは、 

 

情報源としての信頼性を失い、 

 

1次発信者である現場の個人や専門家の意見を、直接大衆が知ることができるようになった。 

 

情報の質と量が、一昔前と比較し大幅に改善され、既存支配層の手中から逃れた。 

 

結果、 

 

頂きに登り詰めた既存支配層は、民衆からの強風に吹き飛ばされる。

 

短い時間の中では、状況は、二転三転する。 

 

しかしながら、 

 

10年、20年、30年の単位、

 

果ては、50年、100年の長期スパンで歴史を俯瞰すると、 

 

人類は支配層から解放され、自由意志で人生を送れるように進化してゆく。 

 

 

 

4)国際状況の変化 

1.(新型コロナ終焉間近) 

 

2年以上、世界を脅し続けた新型コロナは 

 

強力な感染力ながら弱毒性のオミクロン株により、終焉間近となった。 

 

(規制解除) 

 

イギリスは、コロナ規制は完全排除し、ワクチンパスポートも否定した。 

 

ワクチン接種率90%に迫るイスラエルは規制を排除し、学校や企業を再開させた。 

 

(ワクチン効果に疑問) 

 

当初、ワクチンを打てば、全て解決。コロナにかかることもないとの触れ込みだった。 

 

それが、ダブルで打て。ワクチンを打てば重症化しないと変化し、 

 

ブレークスルー感染が顕著になると、トリプルで打て。

 

接種していない人が社会の敵と変化。にもかかわらず、唐突に規制解除の動きに代わっている。 

 

一体全体、ワクチンに能書き通りの効果があったのかどうか、疑問が提起されている。 

 

(治療薬規制の意図にメス) 

 

アフリカ、インド、インドネシアで劇的な効果を上げたイベルメクチンであるが、 

 

WHO、カナダ、アメリカは全面的に否定し、副作用を高らかに注意喚起した。 

 

患者に治療薬は当然の医療行為であるのに 

 

なぜ、今回ばかりは、ワクチン一辺倒になったのか、 

 

そこに、恣意的な意図はなかったのか、検証が始まりつつある。 

 

 

 

2.化石燃料の高騰 

 

(アメリカ国内のシェールガス規制 石炭採掘規制) 

 

バイデン政権は、就任直後、シェールガス開発、石炭採掘を規制し、 

 

カナダのタールサンドからの原油をアメリカに運ぶ「キーストーンXL」に付与した許可を取り消し、「パリ協定」への復帰を表明した。 

 

(規制燃料から天然ガスを除外) 

 

地球温暖化対策としての化石燃料発電の原料で、石油と石炭を目の敵にしていたのに、

 

天然ガスは、二酸化炭素の排出量が石油や石炭より少ないとして、規制から除外した。 

 

結果、天然ガスの需要は2倍を大きく超え、3倍に迫る勢いとなっている。 

 

(EU域内の再生可能発電施設の増加) 

 

核アレルギーの強いメルケル率いるドイツは原子力発電の撤廃を表明した。 

 

そして、太陽光と風力発電の大増産に踏み切った。 

 

ところが、曇天が続き、風がいつものように吹かない日が続き、

 

再生可能エネルギーの発電量が落ち込むと、天然ガス発電をフル稼働させた。 

 

こうした、再生可能エネルギーの不安定さが露呈した現在、

 

EUは原子力発電は二酸化炭素を排出しないとして、

 

地球温暖化阻止に貢献する発電方法とする決定を2021年に可決した。 

 

 

3.アメリカ軍の信用低下 

 

(アフガニスタン撤退失敗) 

 

2021年8月、バイデン政権は、アフガニスタンから撤退。 

 

撤退の不手際により875億ドル相当の武器を残し、 

 

空港や軍事施設を破壊することなく、立ち去った。 

 

(ウクライナへ侵攻阻止失敗) 

 

北京オリンピック開催中にもロシアは、ドンバス地域に侵攻し、 

 

キエフを占領するとの内部情報を掴んでおきながら、 

 

その一方で、何度も 

 

「アメリカ軍はウクライナに軍を派遣しない」 

 

と、宣言をしている。 

 

まるで、 

 

「攻めるなら今のうちよ、よろしくね」

 

と、ロシアを煽っている。 

 

そこまで言われちゃあ仕方ねぇ。 

 

据え膳食わぬは男の恥

 

と、見えないだろうか?

 

(ウイグル自治区人権問題解決失敗) 

 

ジェノサイドは、ウクライナではなく、ウイグル自治区内で現実的に進行している。 

 

にもかかわらず、未だに国連主導の調査団も、多国籍の調査団も派遣していない。 

 

さらに申し上げれば、アメリカ・バイデン政権は 

 

把握している情報を世界に報道もしていない。 

 

      

 

5)アメリカの窮状、EUの混乱を見越し戦機到来と賭けに出たロシア 

 

前 提 : 

 

ロシアはクリミア半島と同様の一気呵成の侵略を目論んでいた 

 

しかしながら、 

 

ウクライナ侵攻は、悪夢のアフガニスタン侵攻と酷似している。 

 

 

 

ロシアの正義 : 

 

ソ連崩壊は、西側諸国の陰謀に嵌められた。 

 

自らの役割は偉大なるソ連帝国の再建である。 

 

宿願達成の為なら、多少の犠牲は許される。 

 

そして、時間が経てば、

  

アメリカはともかく、エネルギーをロシアに依存しているEUは近づいてくる。 

 

数年我慢すれば、それでいい。 

 

冬ごもりには慣れている。  

 

ウクライナの正義 : 

 

ソ連崩壊時、ウクライナにある核兵器を放棄したのは、 

 

アメリカとEUが平和を約束したからだ。 

 

それを反故にして、ロシアの侵攻を口だけで批判する欧米諸国を許さない。

 

我が国は、老若男女を問わずロシアに徹底抗戦する。 

 

アフガニスタンの泥沼同様、ロシアを引きずり落とす。 

 

ロシアは御免だ。 

 

1932年の「ホロドモール」の悲劇を国民に課すわけにはいかない。 

 

※ホロドモール

 

ソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンによって引き起こされた人為的大飢饉。

 

人口の20%〜50%が飢餓により死亡400万人〜1450万人。 

 

アメリカ(ネオコン)の正義 : 

 

兵器の弛まぬ開発こそ、平和の維持となる。 

 

あくびの出るようなぬるま湯の平和は、持続的平和の毒となる。 

 

うららかな平和が継続すれば、戦力に疑問が持たれ、軍事費が削減され軍隊無用論が出る。 

 

そんな中、共産党勢力が民主主義陣営に付くと一たまりもない。 

 

だからこそ、恒常的な地域紛争は、平和に絶対的に必要である。

 

  

中国の正義 : 

 

アヘン戦争により中華帝国を瓦解させたのは、イギリスを始めとする欧米諸国である。

 

日本は彼らの尻馬に乗り、我が国土に満州国を作り上げた。 

 

全て、泥棒の所業だ。

 

なすすべもなく非道の奴らに時間を浪費させられ、 

 

その間に科学技術を発展させた憎い奴らの技術を盗んで何が悪い。 

 

天は我に味方する。 

 

香港は、ようやくわが手に戻った。 

 

台湾はこの次だ。 

 

そして沖縄、いや日本も、 

 

1500年前までは、遣唐使を送っていたのだから、中国の支配下だった。 

 

歴史上見て、間違いのない事実だ。 

 

ウクライナ問題の間、西側諸国は中国に強いことを言わなくなる。 

 

さらに、ロシアは我が国に援助を願うしかない。 

 

さて、これからどう手を打つか、 

 

台湾か、ブータンかカザフスタンか。。。 

 

考えどころだ。 

 

 

 

EUの正義 : 

 

ブレグジットでイギリスがEUを離脱してから、

 

イギリスはアメリカの尻馬に乗って調子づいているんじゃないか。 

 

それにしても、アメリカだよ。 

 

なんで、ロシアを煽るかね? 

 

紛争を持ち込んで、困るのはこっちなんだよ。 

 

だけど・・・仕方ないか。 

 

ナチスドイツの件もあるからなぁ。 

 

しっかし、えげつないのはアメリカだよ。 

 

ロシアから輸入していた天然ガスをゼロにして 

 

アメリカ産の天然ガスを買えってか? 

 

坊主丸儲けじゃねぇか。 

 

火をつけてよ、金払わねぇと、消火しないって。 

 

マッチポンプそのものだよ。ったく。 

 

 

 

6)EUの弁慶の泣き所 

 

1.ドイツの問題点 

 

ロシア産の天然ガスが60%! 

 

原子力発電所廃止! 

 

ベース電源は無いも同然。 

 

どうやって、工業国として存在できるんだ。 

 

輸出先の中国も、経済がた落ちで、 

 

どうしようもないし、どうしよう? 

 

 

 

2.フランスの復権 

 

敗戦国のナチス残党のドイツがなんで、 

 

EUででかい顔をずっとしていたんだ。 

 

まぁ今回の件でドイツを抜いて、フランスの復権だな。 

 

 

 

3.イギリスの離脱 

 

いいタイミングで泥船のEUから離脱できた。 

 

これからアメリカと組んで、世界戦略を組んでいこう。 

 

 

7)グローバルリセットのウソ 

 

グローバルリセットの決まり文句、 

 

You will own nothing,  

 

And 

 

You will be happy. 

 

(何も所有しなければ、幸せになれる) 

 

 

 

何をトンチンカンなことを声高に唱えているのだろう。 

 

 

さて、ここで問題です。 

 

誰もが何も所有しないとしたら、 

 

手放した所有権は誰のもしくは、どの組織に所有されることになる? 

 

 

それが、 

 

ダボス会議で討論されている、

 

世界政府です。 

 

世界政府が全ての所有権を、個人や政府から奪い去り、 

 

その圧倒的な力を背景にして、 

 

人類をコントロールする、政治システムです。 

 

何をバカなと、一笑に付さないほうがいい。 

 

事実、中国共産党や北朝鮮、ソ連など 

 

共産主義国家は、企業や個人が所有する土地を全て収奪した。 

 

夢よ、再びと夢想しているのが 

 

ダボス会議である。 

 

共産党の根幹である 

 

資本論は、理論でも何でもない。 

 

資本論の前提は、 

 

『労働価値説』

 

そして、資本論をワンフレーズにすると。。。 

 

”全ての労働には等価の価値があり、 

 

報酬も同様であるべきだ。 

 

すべての人民は、 

 

貧富の差なく、平等である世界を目指す。”  

 

              

 

(( 終 わ り に )) 

 

人類は完全ではない。 

 

強欲であり、ミスも犯すし、狂信的にもなる。 

 

ただし、長い時間の流れの中では、 

 

確実に支配層の抑圧は下がり、個人の生きる空間の自由度は増加している。 

 

悠久の時間の中 

 

私たちは生まれ、教えを受け、子孫を残し、文化を継承してきた。 

 

その基本単位は家族である。 

 

貸家は、その大切な家族の未来を支える礎であり、 

 

皆さんの分身そのもの。 

 

築き上げた貸家は 

 

皆さんの加齢・健康・生命に関係なく、大切な皆さんの家族の未来を支え続ける。 

 

日本の人口はここ数十年、右肩下がりとなるものの、 

 

安定した社会 

 

犯罪の少ない社会(2002年に比較し犯罪件数は5分の1) 

 

豊かな生活インフラ 

 

に憧れる外国籍の人口が流入してくる。 

 

おそらく、 

 

20年後、日本の人口の10%は、外国生まれ。 

 

親が外国生まれの人々は15%前後となる。 

 

その時、 

 

彼らが居住する家屋は、誰が所有しているだろうか? 

 

貸家主義を信奉する皆さんが、その半数を所有している未来を望みたい。 

 

 

以上、梅の蕾を愛でながら 

 

               藤 山 勇 司

 

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