ブレグジットと経済構造の行方

 

イギリス……
ユーラシア大陸の西端の島、
日本からの直線距離は9316キロと途方もない彼
日本は大陸の東端ですから、
イギリスと日本は大陸を挟んだ島国の海洋国家です。

この両国は、
付き合い、争い、離れ、
そして、再び関係性を高めようとしています。

 

「そういやぁ、第二次世界大戦前には日英同盟があったね」

 

なぜ、日英同盟が成立したのかと言えば、
当時の国際基軸通貨はドルではなくポンド。
国際間で物資をやり取りする際、基本となる通貨は
ゴールドで保障されたポンドでした。

原油や鉄鉱石やくず鉄を輸入せざるを得ない日本としては、
基軸通貨を持つイギリスと良好な関係を維持するのは
マストでした。
一方のイギリスから見ると、
脅威はロシアです。

ヨーロッパに触手を伸ばし、
隙あれば、イギリスを狙おうとするロシアの東に
強力な国家があれば、
仇敵のロシアは西と東に戦力は分断される。

ここは、
ユーラシア大陸の東端の
日本に手を貸しても良いだろうと
考えていました。

日露戦争で活躍した戦艦三笠など、
主力戦艦の製造元はイギリス製です。
イギリスは
〇戦費を融資し
〇戦艦を用意し
〇右も左も分からない日本の海軍に
訓練も熱く指導していたのです。

 

「ん? でも、なんで同盟破棄してさ、
 第二次世界大戦で敵同士になったの?」

 

なんと、日本は
日露戦争で驚天動地の勝利!
(イギリスはそんな結末を望んでいませんでした。
ロシアを苦しめれば、それでいい。ただ、それだけです)
 
しかも、
その余波で、
朝鮮半島を併合、
台湾を植民地とし、
アヘン戦争で
権益を得たイギリスの金城湯池である中国にも
満州国を建設し、
無視できなくなってしまった。

いつの時代も、
国家は御身大事!
他国のことよりも
己の国の利益を考え、
敵味方を峻別していました

アメリカ・ファースト!!
は、ローマやカルタゴの時代から
変わらぬ政治の底流を流れる
基本原則です。

 

1944年1月、
アメリカのニューハンプシャー州の
ブレトンウッズで
第二次大戦後の金融体制の会議が
開催されました。

その結果、
世界の基軸通貨はポンドからドルに変更……
イギリスの夕暮れが始まります。

悪いことは重なるもので、
インドを始めとする
植民地群が次々と独立し、
あぶく銭が入ることは無くなりました。

「たいへんだったね。
 で、日本とはどうなったの?」

イギリスの本音は、
((なんもかんも日本が悪い!
日本がいなければ、この世の春が続いたのに、
ロシアを破って、
東南アジアで植民地政府を撃破したおかげで、
有色人種が自信を
持っちまった。
あ~あ、日本に
手を貸すなんてことをして
しまったばかりに……
こんな結末になっちまった))

 

「言いすぎじゃないの」

 

建前は、キリスト教国ですから
御大層なことを口にします。
しかしながら、、、
(日本許さまじ…)
が、彼らの本音です。

 

「それが今じゃ、
 ブレグジッドか。
 イギリスの国会荒れ放題じゃない。
 2年間、何やってたの?
 100万人を超えるデモが
 ロンドンに
 発生してるんでしょ。
 EUに残れ!
 とかなんとか、
 今なら、離脱に投票してない!
 って、テレビでやってたよ。
 いったい、どうなるの?」

 

私の独善と独断から申しあげますと、
『合意無き離脱』
に突き進みます。

 

「え!? 嘘、
 テレビと全然違うこと言って、
 大丈夫?」

 

イギリス……
甘く見てはいけません。
〇人 口  6600万人
〇GDP 288兆円(世界第5位)
〇1人当たりGDP 436万円
〇核保有国
〇国連常任理事国

しかも、
007!
ジェームス・ボンド
でおなじみの
MI6を有する
諜報大国です。

 

「だからって何?
 EUから離脱したら
 大事になるんじゃないの?
 だ・か・ら、
 連日連日、
 国会で離脱承認案を採決してるんでしょ。
 メイさんだっけ?
 ははは、
 メイって、言ったら、
 隣のトトロの(めいちゃぁ~ん)
 を思い出すけどさ、
 あのシャガレ声で
 どなってるでしょ。
 あれ見たら、
 とてもじゃないけど、
 合意なき離脱なんて
 選択しないでしょ。
 デモも
 もっともっと拡大するだろうしさ」

 

私の観点からすると、
EUに残る選択肢の方があり得ません。
なぜなら、
イギリスは手のひら返しが大得意の国……
不利とみると、
脱兎の如く逃げ出し
有利とみると、
嵩にかっかって責めてくる。

つまり、
イギリスの深部に居座る
ディープステートから見ると、
EUの賞味期限は過ぎ去った。
あらたな枠組みに変えるべき……
そう考えていると感じます。
先の大戦前の日英同盟を破棄し、
日本の敵になったのと同じ行動様式です。

 

「わかんないな。
 なんでEUが賞味期限なの?」

 

ユーロが導入されたのが
1999年ですから、
あれから20年が過ぎています。
ドイツ、フランス、イタリアを
始めとする28か国では、
ユーロを使用していますから、
その国独自の通貨政策は不可能です。

その結果、ドイツが1人勝ちしてしまい、
他国では失業率が増加し政情不安が続いています。
しかも、
そのドイツは、
米中貿易戦争、1京(1兆の1万倍)に迫ろうとする
過剰債務に苦しむ中国と深く結びつき、
泥沼に引きずりこまれようとしている。

アメリカと中国の
貿易戦争は一過性のものではなく
次世代通信の5Gの問題も含め、
行き着くところまで進みかねない。

もしも、
このまま、
EUに残ったとしたら、
経済破綻したEUの
尻ぬぐいをする羽目に陥る。

ここは、
1、2年は大変であっても
一切の関係を斬るのが得策……

 

「1,2年じゃ、すまんでしょ。
 EUから合意なき離脱したらさ、
 関税も復活するだろうし、
 関税が合意するまでの間、
 輸入も輸出も、ストップするんじゃないの?」

 

抜け目のないイギリスです。
離脱表明から2年の間、
合意なき離脱に向けた準備を
裏でひそかに実行しています。

例えば、
関税ですが、
代替品の利かない物品を中心に
約90%の関税をゼロとします。
ですから輸入については問題ありません。

輸出については、
アメリカと電撃的に
貿易協定、例えば
FTAを締結する予定です。
EUに加盟したままでは、
単独での貿易条約を締結できません。
返す刀で
日本が主導するTPPに加入……

多少、
混乱するのは半年~1年半程度ではないでしょうか。
 
さらに、
税関や国境警備の人員も
急激に増員しています。
EUに残るのであれば、
無駄な施設や人員を
なぜ、新設し増やすのでしょうか?

 

「いやいやいや
 EUの問題だけじゃないでしょ。
 そうそう、
 アイルランドの問題があるでしょ。
 なんだっけ、
 北アイルランドの武装組織IRA
 がテロを繰り返すとか、なんとか
 それはどうなるの?」

 

イギリスは、
グレートブリテン島と
アイルランド島の
2つの島に分かれています。
グレートブリテン島には
北にスコットランド、
西にウエールズ
東南にブリテンがあり、
アイルランド島の北は
北アイルランドでイギリス
その南は国家である
アイルランドです。

問題が起こっていたのは、
北アイルランドの独立闘争です。
現在は、
どちらもEUに加盟していますから、
北アイルランドとアイランド間の
国境は、なきが如し。

ところが、
イギリスがEUから離脱すると、
再び、北アイルランドとアイルランドの間に
国境が設置され、
IRAが復活!
テロがイギリス全土で勃発するのではないか?
その懸念も
ロンドンのデモを拡大する一要因です。

 

「でしょ。
 だから、なんだかんだ言って
 ないよ。EUには残ることになるんじゃないの?
 離脱するにしても3年か4年かけて
 徐々にでしょ」

 

一つの解決策として、
北アイルランドとアイルランドの国境を
設けないことにする案もあります。
これはバック・ストップと言うのですが、
この措置を講じている間は、
EUから離脱したとしても
EUの法律に従わなければなりません。

 
それをぶち壊す方法こそ、
””合意なき離脱””です。
アイルランドとの交渉は2国で話すだけ。
EUは関係ありません。

そこで、
象徴的な出来事がありました。
今年の3月14日、
アメリカのトランプ大統領は、
アイルランドのバラッカー首相と協議をしていたのです。

その真意は何か?
アイルランドにも
EU離脱を
そそのかしているのでは?

裏事情に疎い、アイルランドに
CIAや各国の諜報機関(5アイズ)の集めた
エビデンスを突き付け、
(悪いようしない。ここは、大人の対応を取ったほうがいい)
と、迫ったのでは?

そう見ています。

巷間、
ブレグジッドは
移民問題や
EUの法律に従わないとならない、
主権の無さが
根本原因だと
されていますが、

もしも、
イギリスの意見が通り、
他国を従わせられるのであれば、
そんなことは無視し、
建前で「国際協調は大切だ」
と、述べていることでしょう。

ところが、
EUに手を伸ばし、
ドイツを裏から強力に支援していたのは
中国!
● 莫大な介入資金、
● ハニトラ
● 法律戦
● 一帯一路の誘惑
● AIIB
など、
魅力的な数々の申し出に
EU各国が各個撃破され、
イギリスの主張が通らなくなった。

だったら、
もういい。 
オレはここから立ち去る!
これが
イギリスの深部に
でんと居座る
ディープステートの主張ではないか、
そう考えています。

はてさて、
どうなるのか、
じっくりと見てみましょう。

 

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