「平等という名前の麻薬」

平等。。。。

平等は、「平らに」、「等しく」
２つの漢字から成り立っています。

「いいじゃない。
　また、何か文句でも並べたてようって
　言うの？」

言葉を正しく理解し、
必要以上に、振り回さないのであれば、
問題はありません。
ただ………。

「ただ、何？
　平等の、どこに文句を付けようって言うの？
　　〇男女平等は世の中のモラルでしょ。
　　〇同一賃金同一労働は、労働の平等だろ
　　〇選挙の一票は、選挙権の平等！大事な民主主義の根幹でしょ
　どこからどう見ても、
　文句のつけようがないじゃない
　違う？」

行き過ぎです。
独断と独善を許して頂けるならば、
現在の社会情勢は、
「平等の旗」を
金科玉条、錦の御旗に押し立て、
誰も非難の仕様が無いようにさせ、
不貞の輩に利用されている。
私には、そう見えます。

「いやいやいや、
　こっちからしたら、
　小難しい言葉を並べ立てる、
　あんたが、
　ヤバイと思うがね。
　じゃ、男女平等はどうよ？
　男だからって、
　威張って、権力を独占するのは
　いかんでしょ」

そう……
その、真正面から否定しづらい主張そのものが
平等思想の大問題です。

なぜなら、
そもそも、男性と女性には
明確な違いがあります。
女性は、子供を産めますが、
男性は、天地がひっくり返っても無理です。

授乳期間、
女性は、
どうしたって、子供につきっきりですから、
男性は、
女性を守るため、外で働き、外敵から守る役割を担う。
だからこそ、
筋力は強く、俊敏な能力を与えられ、
それを連綿と繋ぎ、
現在に至っています。

「それは昔の話でしょ。
　今は、筋力よりも知力なんだし、
　男は、
　どうしたって争いを好む生き物だし、
　女は、
　まとめ役になるじゃない。
　男だから、どうとか
　女だから、ダメとか
　やっちゃ、いかんでしょ」

勘違いしてもらっては困るのですが、
男女平等を全面的に否定しているわけではありません。
機械化が進み、
安全な社会体制が構築され、
ＩＴ化が社会の統合を推し進めた現在、
女性の社会的役割は、大きくなりました。

一方、
男女平等を唯一の判断基準とすると、
ＬＢＴＧ（性同一障害）問題も俎上にのってきます。
事実、
第４６代アメリカ大統領に就任したジョー・バイデン氏は
大統領令を出し、
「性同一性障害を申し出た男性は、女性のアスリート競技に出場できる」
と、してしまいました。

「ちょ、ちょっと何言っているか、
　わかんないな」

平たく申し上げれば、
生まれつき、自分は女性だと思っている男性は、
そもそも、女性なのだから、女性の競技に出ても良い。
と、してしまいました。
価値観基準を社会ではなく、個人に置き、
平等を絶対価値基準とした弊害です。
生物学的に、
男女の筋力や俊敏性に明確な差が存在するのですから、
同一条件で争うこと自体、無意味です。

「なら、
　労働の平等はどうよ？
　過労死は社会問題になってるし、
　正規と非正規労働の問題とかさ、
　年功序列だけで、
　偉そうにするバカ上司とか
　高級官僚が美味い汁を
　すうのは許せない！
　これに、文句は付けれないでしょ」

例えば、過労死労働や残業１００時間問題。。。。
痛ましい、事実です。
しかしながら、
鉄腕アトム・ブラックジャック・火の鳥・リボンの騎士・三つ目がとおる
などなど、数々の名作を残された
手塚治虫先生。
彼に、過労死の話は当てはまりません。
１日平均３～４時間の睡眠で書いて描いて、ペンを握りながら失神しても
手だけは動き続けていたという逸話も残されています。
彼の著作のお陰で、
後の漫画家は、漫画文化を更に発展させ、
今では、実写と見まがうばかりの秀逸な作品が生み出されています。

では、現在の漫画家はどうでしょう？
１日、９時５時で週休２日の制作活動でしょうか？

もちろん、
そんなヌルイ努力で浮かび上がれる甘い世界ではありません。
では、彼らのアシスタントは？
同じ境遇です。
徹夜２日は当たり前。
３日前に３時間寝たから、大丈夫という輩ばかりです。

科学者はどうでしょう？
開発者はどうでしょう？
研究者はどうでしょう？
音楽家は？
小説家は？
アスリートは？
棋士は？

「特殊な職業ばかりじゃない。
　一般的じゃないじゃない」

では、
大学受験や
弁護士、税理士、弁理士、不動産鑑定士や宅建など
資格試験ではどうでしょう？
寝る間を惜しんで、勉強に勤しんでいるのではないでしょうか？
それは労働でしょうか、
それとも余暇でしょうか。

家事にしても同じことが言えます。
お子さんが生まれたての時には
３時間おきに授乳させないとなりません。
オムツを変え、寝かしつけ、お風呂に入れ、
やらないとならないことは、
途切れることはありません。
自分の時間なんてない。
それは過剰労働でしょうか？

テレビゲームの世界も
今では「℮スポーツ」と変化し、
プロの年収は軽く億を超えています。
当然、そこに行きつくには、
膨大な時間を費やさなくてはなりません。
過労死の危険性はないでしょうか？

「好きなことをしてるんだから、
　過労死には、ならないでしょ」

では、
仕事は「好きじゃない」
「嫌なこと」でしょうか？
好きで仕事をしている人は、
疲れたり、ストレスを感じることはないのでは？
仮にそうだとしたら、
仕事の平等を錦の御旗にした
『働き方改革』は、
好きな仕事をしている人から、
仕事をやり続けるチャンスを奪っていることに
なりはしませんか？

事実、
労働規制を厳しく取り締まる傍ら、
副業規制の撤廃方向に法改正は進んでいます。
本業を持ちながら、副業に勤しむ労働者の
過剰労働は、
一体どこに行ったのでしょうか？

働きたい人は働きたい。
好きなことをしている人にとって、
仕事をしている時間は、至福の時間ですから、
いつまでも続いて欲しいと思うもの。

子育てにしても、
食事を作る時間は楽しいものです。
配膳にしても洗い物にしても
嫌と思ったことはありません。
私は、
２３年間、３食造り続けていますから、
多少、語る資格はあるでしょう。
子供たちが幼稚園のときのお弁当や
高校の時のお弁当も作り続けました。
３人いますから、
弁当作りも、１３年間でした。

「ふ～ん。
　で、何が言いたいの？」

頑張りたい。
仕事をしたい。
家事をしたい。
そうした方には、頑張らせろ。
横から、ちょこちょこ口を出すな。
それは、私を含め申し上げたい。
余計な、労働規制とか、彼らを邪魔する
障害を作るな。

そして、
成果を上げた人々は、
必要以上に誇るな。
頑張りたいから頑張れたのは、
それを許す周囲の環境があったからこそ。

その事実を絶対に忘れるな。

人は生まれつき、
平等になんて生まれていない。
足が速い人もいれば、歩けない人だっている。
足が速い人が頑張って、世界一になったとしても
歩けない人を馬鹿にしては、味噌もクソも一緒です。
台無しになる。

人間の社会は、
一部の能力を持って生まれ、努力して開花させた
技術や文化を人間が共有し、発展させ続けたからこそ、
現在社会を構築しています。

頑張ることが好きな人に
ノビノビと努力させないで、どうします？
彼らのやる気を削ぐと、その組織に未来はありません。

「そんな、
　もったいないことをする奴なんていないでしょ。
　金の卵を産むガチョウを殺すようなもんじゃない」

います。
今も明確に存在し、
世界を飲み込もうとしています。

「。。。。
　いったい、どこ？」

共産主義や全体主義、そして独裁統一政府主義です。

「どういうこと？」

一党独裁や
独裁者が
一番恐れているのは、
民衆です。

民衆の蜂起、そして革命は
一夜にして権力者を引きずり下ろしますから、
不倶戴天の敵です。

ただ、
民衆の、もう一つの、拭い難い一面は、
変化を嫌います。
昨日と変わらぬ今日、今日と変わらぬ明日があるなら、
多少のことは我慢しようかとなる。
まぁ、羊の集団と言っても過言ではありません。

ところが、
この羊の集団を自由にさせると、
時としてオオカミを生みだします。

人間社会では、
英雄、偉人、カリスマと称せられる人々です。
そして、
またまた、時として
羊の集団が自ら生み出したオオカミを
トップに担ぎ上げることがある。
羊だけなら、
メェメェ鳴くだけですが、
オオカミに統率されると、数に物を言わせ、
柵をなぎ倒し、囲いから逃げ出してしまいます。
それこそが、
人間社会で言う、革命です。

ですから、
一党独裁や全体主義などで、
忌み嫌う制度こそ、
自由です。

そして、現在。
自由であるはずの、民主主義社会の中で
自由にタガをはめる根拠として
使われているのが
『平等』
ではないか。
そう思えてなりません。

「いや、
　どうしたって、そうはならないよ。
　最後は選挙で政権も変えられるんだもの」

その、
民主主義の砦である選挙。。。。
マスコミのワイドショーやニュース番組で洗脳し、
本番の選挙で、
不正投票機器を使用し、
投票数を誤魔化したら、抗う術はありません。

スターリンの言葉

「選挙で重要なポイントは誰がカウントするかだ。
ここを抑えれば、負けることは絶対にない」

『平等』
一見、
永遠の真理のように見え。
この言葉を唱えていると、正義サイドにいると勘違いさせます。

ところが、
この「平等」を服用し続けると、中毒になり、
個人だけでなく、社会や国家を廃人にしてしまう、
麻薬のような劇薬です。

ゆめゆめ、服用過多は気を付けなければなりません。

「個人にできることは、、、ないの？」

私が皆さんに
自信をもって、
お伝えできることは、

「含み益を生み出す不動産投資」

です。

皆さんの分身を生み出し、
本給以外の収入手段を確保し、
不確かな未来を確かにすることです。

ただし、
心に留めて頂きたいことがあります。

それは……
家族に「平等」を持ち込まないで頂きたい。

皆さんは、
月曜日から金曜日まで働き、
たまの土曜日、そして日曜日まで使って、
市場価格よりも格段に安い不動産を探し、
リフォームを適正になし、
家賃を生み出す賃貸物件に様変わりさせる
努力を喜々として実行されている。

はっきり申し上げて、
皆さんは、
過労死と無縁の、偉人と称される範疇に属される方々です。
通常の人ではない。
そう、ご自身を認識していただきたい。

にもかかわらず、
自分と「平等」に
家族にも同様のアクションを
求める傾向がある。

（オレも頑張ってるんだから。。。。
　ワタシもこれだけ、やってるんだから。。。

　””あなたたちも、少しはやってよ！！””）

これは、
皆さんのご家族にとっては、針のムシロに
座らせられるほど辛い。。。

確かに、
次々と優良な賃貸物件を生み出されている。
それも、
月曜日から金曜日まで本業をこなし続けながら。。。
文句のつけようがない。

でも、
ワタシには、無理。。
それを口にするのは死ぬほどイヤ！

最初は、
尊敬だったものが、嫌悪に変わるのに時間はかかりません。

それは、
１００ｍで金メダルを取った、ボルトが
私達に向かって、

（（あんた遅いね。カメの方が早くない？））

と、からかう様なものです。

成果を上げる人々は、
　〇成果を上げる根拠である能力を持って生まれた
　〇これまでに、適切な教育を受け、努力し続けられる環境があった
　〇現在の環境も、周囲からの反対がなく、見守り続けてくれている
以上、３つの偶然が作用したものです。
決して、一人だけの成果ではない。
この事実をしっかりと、認識いただきたい。

そして、
皆さんの成果を共に喜んでくれる家族が存在する。
なんて、素晴らしい帰結でしょう。
それを、どうか、受け止めて頂きたい。

さすれば、
★あなたたちも、少しはやってよ。こっちの身にもなってよ★
なんて、
心無い言葉を口にすることはなくなるでしょう。

大丈夫、
皆さんが誇らなくても、
いや、
誇らないからこそ、
ご家族は、皆さんを心の底から尊敬し、頼りにするのです。

伴侶や、お子さんから

パパってすごいね
ママって、マジ尊敬する

ふいに、語られる言葉に、涙ぐむほど嬉しいヒトトキは、
一歩だけでなく、二歩、三歩、引き下がるからこそ、
訪れるのです。

子育ての第４コーナーを曲がりつつ
　　藤　山　勇　司

=========================
藤山勇司の不動産投資ノウハウを学べる
生中継のWEBセミナー開催中です！
=========================

競売不動産の名人藤山勇司が教える
ゼロから学べる初心者のための

「やさしい不動産投資入門WEBセミナー」

https://goo.gl/QHpeDe

【日程】
2021年3月13日（土）13：30～17：30