「日本の地震と国運」

※この原稿は、2月14日に書かれたものです

 

「日本の地震と国運」

 

昨夜、

令和3年2月13日午後11時8分頃、

強い揺れで、目を覚ましました。

 

(なんだ。。。

 。。。

 地震か? 横揺れ……

 直下じゃないな。

 ………。。。。

 いやいや、長いな。

 震源地は、遠い……

 まだ、揺れるか。

 規模は結構大きいぞ。

 どこだ?)

 

布団に、潜り込み、

再び寝ようとしていたのですが、

思い直し、

リビングに行き、

緊急放送に目を留めました。

 

「震源地は、福島県沖 

 津波の恐れは低いとされていますが、

 命を最優先に避難願います。

 繰り返します。。。。」

 

感情を押し殺し、

情報を伝えることに

徹したアナウンサーの声。

 

2011年3月11日に発生した

東日本大震災から、もうすぐ10年になろうとしています。

当時、

我が家の子供たちは、

中3の長女、小6の長男、小4の次女の3人でして、

長女は、自宅から歩いて2分の場所に学校があるので、

直ぐに帰宅しましたが、

自宅まで10分強かかる下の2人が帰宅できたのは夕刻でした。

   

「いやぁ~

 びっくりしたね。

 10年前の揺れとほぼ変わらなかったじゃない。

 今度は東京直下型地震じゃないの?」

 

その可能性は、ほぼ「ない」と申し上げても構わないでしょう。

 

「なんで?」

 

昨夜の地震の規模はマグニチュード7.1であり、

東日本大震災のマグニチュードは9.0です。

 

「ニアリーイコールじゃん」

 

違います。

マグニチュードが「1」違うと、

32倍の違いがあります。

両者のマグニチュードは1.9の差がありますから

その差は、

およそ、1000倍の差となります。

報道で、

今回の地震は、

東日本大震災の「余震」ではないかと、

コメントされていた理由も、そこにあるのです。

 

「でもさ、

 きっと、これから

 あっちこっちで

 地震が頻発しちゃうんじゃないの?」

 

たびたび、

否定するようで申し訳ないのですが、

おそらく、

日本の地震活動期は、もうすぐ終わり、

その後、

30年~35年の間は、

地震沈静期に突入することでしょう。

 

「どうして、

 そんな、自信たっぷりに言えるのよ。

 誰が言ってるの?

 聞いたことないな……」

 

この主張は、

私個人の見解ですが、

事実に基づいています。

 

「どんな事実よ?」

 

東日本大震災当時、

私も、

不安になりました。

 

(日本はどうなる?

 東京は大丈夫か?

 家族をどうやって守る?)

 

一家の大黒柱として、 

可能な限りの情報を集めようとしましたが、

マスコミの論調は

悲観論に染まり、数値や事実に基づいた

再検証可能な報道は皆無でした。

 

インターネット、

現在ほど、整備されておらず、

ネットに掲載されている情報も限られていました。

 

そこで、

巨大な情報が眠る

「国会図書館」に通い続け、資料を集め分析し、

仮説を立て、

再び、国会図書館に行き、過去の資料と照らし合わせ、

打ち立てた己の仮説が合っているかどうか、

客観的に正しいかどうか、

評価をする。

 

この作業を何度か繰り返し、

首都圏の直下型地震は今後40年、来ない。

と、結論を出したのです。

 

「いやいや、

 東日本大震災の後だって、

 北海道とか鳥取とか、熊本で

 地震があったでしょ。

 東京に来なかったのは

 たまたまでしょ。

 明日来ることだってあるでしょ」

 

日本は、

世界と比較し稀有なお国柄でして、

あらゆる文献が残り続けています。

そして、

古文書も現代文に訳す人々が

わんさかいまして、

そうした文章も

国会図書館には一冊残らず、

収納し続けられているのです。

 

持ち出しは厳禁ですが、

ノートは持ち込み可能ですし、

一冊の4分の1以内であれば、複写も可能です。

 

「何を調べたの?」

  

過去、

何年に、どんな地震が起こったのか。

その年表から調査しました。

  

「それで?

 どうだったの」

 

多少の偏りがありますが、

地震がなくなることはありませんでした。

 

「ほらっ、

 やっぱり、日本は地震大国でしょ」

 

ただ……

 

「ただ、何?」

 

何か、この地震年表には「ノイズ」が入っている。

ノイズを消すには、どうしたらいいか?

数日悩み、

そうだと思いついたのは死者数です。

この手法はノイズキャンセラーという手法でして

統計学の一手法です。

 

具体的に申し上げますと 

地震年表から、死者数10人以下の地震は

なかったことにして再検証したのです。

すると……

地震の活動期と沈静期が

見事に、

その姿を現しました。

 

日本は、 

地震の活動期には、騒乱や政変そして経済活動も沈静化し

地震の沈静期には、文化が花開き、経済は活発になってゆく

こうしたリズムを

繰り返していることを発見しました。

 

例を挙げますと、

明治維新の前後は、地震活動期でした。

その後、明治の富国強兵時期は地震の沈静期でした。

 

そして、

関東大震災から始まる大正から昭和21年までは地震の活動期。

日本は太平洋戦争に敗れ、約7年間占領を被ることになりました。

その後、

高度経済成長期を含む45年、

日本は地震の沈静期だったのです。

 

「いつ終わったの?」

  

覚えていらっしゃるでしょうか?

1993年の北海道の奥尻島地震……

その後、

1995年の阪神・淡路大震災

2004年の新潟県中越地震

2008年の宮城内陸地震

2011年の東日本大震災

2016年の熊本地震

2018年の北海道胆振東部地震

  

おおよそ、

活動期間は15年~最長で30年が

日本の地震活動期の特徴です。

 

ここから、判断すると、

最長であっても、

1993年の奥尻島地震から30年経過した

2023年までが地震の活動期です。

 

「仮に、

 そのトンデモ理論が合っていたとしてもだね、

 今は、まだ2021年でしょ。

 まだ、2年あるでしょ。

 その間に、

 東京直下大地震があってもオカシクナイでしょ」

 

確かに、地震の活動期範囲内ですが、

もし、起こるとしたら、

過去の宝永地震活動期に酷似している

今回の地震パターンから判断すると、

最後に起こる地震は、

沖縄と台湾の間、

八重山列島辺りを震源地とする大地震です。

 

東南海付近の地震は、

2053年±15年……

つまり、2038年~2068年

の間に起こると予測しています。

 

「なんで、そんなことが言えるの?」

 

前回の、

東海地震・南海地震が起きたのは、

1944年と1946年です。

両者の地震は、過去のデータからも

連動することが多いのが特徴です。

また、周期から申し上げると、

90年~150年間隔で発生しています。

  

日本全体の地震活動期の終了時期は、

最長で2023年ですから、

1944年から79年……

これまでのデータ周期90年~150年

に当てはまりません。

 

となると、

次の地震活動期に

東南海地震が来ると、

予測する方が、

今年や来年、もしくは10年以内に

巨大地震が起こると、

予測するよりも、正確ではないのか……

そう考えます。

 

「じゃ、じゃぁさ、

 沈静期に、

 日本はどうなるの?」

 

大復活を遂げることになるでしょう。

明治時代の富国強兵

そして、

昭和の高度経済成長

直近の

日本の黄金期に比肩する経済成長を遂げる!

  

言い切って、構わないと断言します。

 

「またまた、

 大見得切って大丈夫?」

 

思い出してください。

維新の頃、世界の小国だった日本がロシアのバルチック艦隊を撃破すると、

誰が予想したでしょう?

当の日本人自身、信じることはなかったでしょう。

 

思い出してください。

原爆を2発落とされ、日本の主だった都市が灰塵に帰し、

夢も希望もなかった敗戦後の日本……

後ろ指をさされるしかなかった敗戦国が、

その19年後、東京オリンピックを開き、世界の第2位のGDPをゲットできると

誰が予想したでしょ?

当の日本人自身、信じることはなかったでしょう。

 

それに比較して、今の日本は

どれほど恵まれているか、

皆さん自身、お気づきになられているのでは?

 

私達、一人ひとりの心に灯った、希望の灯こそ、

明日の糧。

 

全ては、一人一人の日々の行動により、

未来は形作られていく。

 

そう信じ、

そう願っています。

 

昨夜、地震に起こされ、つらつら考えて

    藤 山 勇 司

 

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