「思考と意識の具現化能力」

 

「思考と意識の具現化能力」

 

数日前の5月26日(水)の夜、皆さんは何をなさっていたでしょう?

私は、夕食を食べながらお笑い番組で笑っていました。

 

家族は、

勤務先から帰宅途中の長女からの連絡により

「スーパーブラッドムーン」を見ようと、外に出て夜空を見上げていました。

  

(見事なら、ちょっと見てみるか、、、でも、どうだろ?)

 

そう思っていたところ、

女性3人は

ぞろぞろと自宅に戻ってくるなり

 

「全然見えない。結構人出てたけど、

 皆、あっちこっち、指さしたり、

 バラバラに見てて、

 ちょっとしたら、戻ってった」

 

「雲か?」

 

「そう、月の光も射さないの」

 

残念ながら、関東地方では

13年に一度の天体ショーは、不発に終わりました。

 

(( 月 ))

 

空を見上げれば、

当たり前に存在する「月」ですが、

惑星地球に暮らす私達にとって、

マストとも呼べる必要な存在です。

 

「なんで? 夜が暗くなるからかい?

 今じゃ、街灯があるし、

 もう必要ないんじゃない。

 アポロ宇宙船だって、行ったのか

 行ってないのか、スタジオ撮影だったって

 噂もあるじゃない。

 日本の昔話じゃ、月でウサギが

 餅ついてるって言ってたけど、

 デタラメじゃない。

 どうでもいいでしょ。月って」

 

では、

月が存在しないとしたら、

いったいどんなことが起きるでしょうか?

 

まず、

現代に暮らす我々に思いもよらぬ災難が襲いかかります。

 

1.潮の満ち引きが減少し、海の生物が激減します。

→大潮という言葉、

 月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなることをいいます。

 海水は月の潮汐力により、上下し、

 海水の酸素濃度を高めています。

 月が存在しないと、

 潮の満ち引きが激減し、海の酸素濃度は減少。

 結果、海の生物数は激減してしまうのです。

 

2.隕石の飛来が増加します。

→ 月は、常に表側を地球に向け、

  私達は、地球から月の裏側を見ることはできません。

  これは、月と地球が互いに引っ張り合っているため、

  質量の軽い月は、地球に引き寄せられ、

  表面のみを向けています。

  月の裏側をご覧になったことがあるでしょうか?

  もちろん、天体望遠鏡では不可能ですから、

  NASAや日本の「かぐや探査機」からの映像です。

  私自身、初めて見た時は驚きました。

  なぜなら、クレーターの数が半端なかったからです。

  思春期の男子も失神するほどのアバタの数。

  月は地球を周回しながら、

  太陽系内を動き回る隕石をスイープし続けてくれているのです。

 

3.地軸が揺れ動き、気候は激変します。

→ 地球は太陽を回る公転軌道に対し、23.4度傾いています。

  このことにより、地球には季節が存在するのですが、

  地軸の傾きは安定しています。

  なぜ、安定しているのかと言えば、

  まさに「月」が存在するからです。

  月の質量は地球の約81分の1。

  決して、重くないように思われるでしょうが、

  他の惑星を回る衛星の質量比は、

  100分の1どころか、

  1万2814分の1(木星の衛星ガニメデ)

  5943万5185分の1(火星の衛生フォボス)

  4229分の1(土星の衛星タイタン)

  2万4634分の1(天王星の衛星チタニア)

  7613分の1(海王星の衛星トリトン) 

  これでは、

  フラフラと回るコマ(独楽)のようなもの。

  周囲に一定の質量があるからこそ、安定しているのです。

   

世の中は、

不思議なことで満ち溢れています。

 

まるで、生命の進化というミュージカル。

数十億年分の台本があるのではないか?

知れば知るほど、そう思うようになりました。

 

「そりゃ、

 月はそうかもしれんよ。

 確かに、

 隕石が降り注いできたり、

 地軸が傾いて、季節が

 わけわからんことになったり、

 海に出ても魚がおらん。

 なんだか変な匂いがする。

 腐ってんじゃないの?

 ってことになったとしてもだよ。

 あくまでも、

 お前さんの意見を鵜のみにしたとしてだけど。

 それをさ、

 拡大解釈して、

 ”生命のミュージカル”って

 笑うしかないね」

 

では、

細菌やバクテリアのクラッチ付き、鞭毛モーターをご存じでしょうか?

 

(C) Zina Deretsky, NSF Illustration courtesy of the National Science Foundation

(C) Zina Deretsky, NSF Illustration courtesy of the National Science Foundation

肉眼では到底みることのできない

細菌やバクテリアはどうやって移動しているのか?

生体科学の科学者は、純粋にこの疑問から研究を重ねてきました。

 

そして、

2017年9月22日、名古屋大学は

核磁気共鳴法(NMR)と分子動力学計算法を用いて、

細菌の「鞭毛モーター」を解析したのです。

  

「それで、どうなったの?」

 

鞭毛モーターは45ナノメーター。

1ナノメーターは100万分の1mmですから、

2万分の1ミリメートル以下の、

途方もなく小さな小さな、生体モーターです。

その小さなモーターが秒速約200~1000回転している。

しかも、

そのモーターにはクラッチがついていて、

回転数を上げたり下げたり、止めたりすることが自由自在

であると分かったのです。

 

科学者は拳を突き上げ、成果を喜んだことでしょう。

この事実を解明し応用すれば、生体モーターを量産できる。

医療現場でも、薬をピンポイントで届けられる!!

 

確かに、 

そうでしょう。

 

ところが、 

そもそも論として、どうやって、

この複雑な機構が出来上がったのでしょう?

 

モーターにクラッチ?

信じられません。想像もできません。

 

ある生命科学者は

 

「生命は、

 ロレックスの部品を全て

 箱に入れ、

 振り回しているうちに、

 完成品が

 パッと、

 できるほどの確率である」

と、喝破していました。

 

この言葉に触れたのは、

私が小学校の図書室でして、

当時は、

 

(何、偉そうに! このオヤジは)

 

と、鼻で笑っていましたが、

今では、同じ思いを抱いています。

   

意思があったのではないか?

 

生命が最初にあったのではなく、

意思や思考が生まれ、

その意思が物体を得るために、

生命のきっかけを作ったのではないのか?

その後は、進化の過程に任せた共同作業。

その結果、私達が存在する。。。

 

突飛な発想と思われること、

十分に存じています。

 

しかしながら、

そう捉えれば、

複雑なナノメートルレベルの

クラッチ付き生体モーターの存在も理解できます。 

  

「まぁ、自由ですよ。

 何考えようが、

 何、信じようが、

 自由ですよ。

 

 でもね、

 それが何の役に立つかってことでしょ。

 こちとら、

 生きていかないといけないんですよ。

  

 家族を食わせていかないと

 ならないんですよ。

 浮世離れした

 考えだと、すぐに喰いっぱぐれるんだよ。

 

 分かる?」

 

より良い未来に変えてゆく。

身内に安心した暮らしを提供する。

不安のない生活を実現する。

 

「そう、

 それですよ。

 それをどうやるかってこと。

 

 それ以外、

 はっきり言って、

 どうでもいいんですよ」

 

バラ色の未来への鍵は、

思考と意識です

    

「また、

 わけわからんこと言い始めたな。

 ごまかそうとしても無駄ですよ」

 

仮に、

不幸な未来を予測(思考と意識)すると、

現実になります。

犯罪に手を染めた大半の人は

 

(いずれ、刑務所に入ると思っていた……)

 

そう、独白されています。

 

一方、

企業を立ち上げ、

多くの雇用を生み出した人の多くは、

 

(いずれ、世の中を変える企業のトップになると思っていた……)

 

例え、何度も失敗をした直後であっても

そう、考えていたと述懐されています。

 

「いやいや、

 銀行強盗しようと思っていないし、

 アマゾンやグーグルなんて大企業を

 一から作れはしませんよ。

 そんな極端な話にさ、

 逃げるなよ、ったく」

 

バラ色の未来。。。

いったい、

その生活に、幾ら必要でしょう。

現実的な数値でお願いします。

 

「年収1億! 

 って、夢か。

 

 そうだな、

 今の年収が600万だから

 倍の1200万かな。

 年金生活になったら、

 月々、50万ありゃ、ってところか」

 

その数値こそ、

意識であり、思考です。

誰に強制されたわけじゃない。

自らの潜在意識とすり合わせた後に出た回答です。

人は不思議なもので、

不可能な夢は長時間、抱くことはできません。

仮に、半年の間、ずっと思い続けられる

夢(意識と思考)があるならば、

その目標は、

少なくとも、実現可能とご自身は判断している。

だからこそ、内なる声は否定せず、

長時間、目標を掲げていられるのです。

 

「そんな能書きはいいから

 どうやりゃいいの?」

 

端的に申し上げましょう。

 

本業を続けながら、

「含み益を生み出す不動産投資」を

いち早く

始めることです。

 

まず、

”本業を継続しながら”

→ 本業の給与で生活を賄うため、

  不動産から上がった収益を

  再投資できるゆえ、

  資産は、

  雪だるま式に膨れ上がります。

 

”含み益を生み出す不動産投資”

→世の中で拡散されている

 不動産投資の99.99%は、

 ”含み損”を背負わされる不動産投資です。

  ★仲介手数料

  ★消費税

  ★登録免許税・取得税

  ★司法書士手数料

  ★中古物件の値下がり価格

 以上、主要5項目は、確実に含み損となります。

 売却しても、買い手から回収できません。

 

含み益を生み出す不動産投資とは、

購入し、税金を支払い、リフォームしても

市場価格よりも安く、売れば利益の出る不動産投資です。

もちろん、売却して短期的利益を得て終わりにするのではなく、

賃貸で長期間、収益化する。

そして、含み益がありますから、

財務基盤は健全化し、属性は上昇します。

 

”いち早く”
→ 含み益を生み出す不動産投資であっても、

  年率利回りは15%~20%前後です。

  つまり、400万円を投資すると、

  60万円~80万円のリターンと言うこと。

  1年に2倍や3倍になることはありません。

  時間を味方にするには、

  長期の投資時間が絶対的に必要となります。

  いち早く始めれば、

  資産の雪だるまも、大きくなります。

 

私自身、

この”含み益を生み出す不動産投資”を

27年間続け、

十分な生活基盤を築き上げました。

  

もういい。

これ以上は、強欲の域に入ってしまう。

その中に居続けると、

自分が自分を嫌いになってしまう。

そう、意識し思考しています。

 

その結果、

何を夢(意識と思考)としているのかと言えば、

これまで築き上げた法則や手順を

広く、流布し、

文化の域に高めることです。

 

現在、

1日1日、時間が過ぎるごとに、

新たな「含み益を生み出す不動産投資」の手法を身に付けた第七世代の大家さんが誕生しています。

 

中には、

年金が月額5万円以下だからと

2年前に始められた方が、

既に月々24万7000円の家賃収入を手にされています。

 

自ら物件を選択し、

自ら競売入札価格を決定し

占有者と協議し、

リフォームを実行され、

入居募集を仲介業者に依頼し、

家賃が自分の口座に振り込まれる

 

私は、

彼らにとって、

脇役にもなれない通行人Bです。

 

全て、

人生の主役である生徒さんが実行された結果です。

  

何が、生徒さんの未来を改善したのか?

意識と思考を重ねた”夢”です。

夢を目標に変えたのは、

行動です。

 

毎月家賃を生み出す不動産が

彼らを待つ状態で

実在していたわけじゃありません。

  

現実化させたのは、

物質ではなく、

生徒さんの意識と思考です。

 

私が迷ったとき、

何か、大きく方向性を決めるとき、

A3の白紙の紙に

自由に言葉を書きなぐり、

意識や思考を積層させます。

1枚だけではなく、

時には、6枚や10枚を超えることもあります。

1日で終えるときありますが、

1週間、1カ月、時間をあけて再び取り組むこともあります。

 

未来を改善するために必要不可欠な要素は

まぎれもなく、

 

「意識と思考」

 

です。

 

一度、

A3の紙を机に10枚程度用意して

向き合ってみてはいかがでしょう。

 

きっと、

内なる、ご自身の声に出会うことでしょう。

お勧めです。

 

ブラッドスーパームーンと鞭毛モーターの複雑さに触れて

         藤 山 勇 司

 

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