「疲れたら後ろを振り返ってみましょう」

 

「疲れたら後ろを振り返ってみましょう」

 

令和6年のお正月から、4ヶ月の時が流れてゆきました。

そう言えば、「令和」という年号に、

違和感を覚えなくなったのは私だけでしょうか?

今では、親しみさえ覚えています。

 

私は昭和38年1月生まれですから、

昭和、平成、令和、3つの年号を生きています。

大正13年生まれの方であれば、御年100歳!

100歳以上の日本人は、

昭和38年で153人

平成24年で5万人を超え、

令和5年で9万2139人!

です。

100歳以上の人口が61年で602倍とムチャクチャ増えていますから、

人生100年というキャッチコピーが絵空事ではなくなったようです。

 

なぜ、日本人の寿命は伸びたのでしょうか?

所説様々ですが、

私は、子供が社会人になるのに必要な年数が伸びたからではないかと感じています。

江戸時代、元服は13歳でした。

13年生き、読み書きができ、作業ができれば、一人前。

親離れ、子離れの年齢こそ「元服」だったのでしょう。

一方で、

江戸末期の平均寿命は45歳でした。

 

ところが現代の13歳は1年前まで小学生の中学1年生です。

中学1年生の子供を家から放り出し、

「これからは一人で生きろ!」

と言えば、毒親ですし、言えるはずもなく、

13歳の子供をフルタイムで受け入れてくれる勤め先もありません。

義務教育の中学校を卒業したとしても、まだまだ不足。

勢い、高校や大学と進学するお子さんが増加したとしても不思議ではありません。

なぜなら、家業を持つ家庭は減少し、

社会人となり、生活費を稼ぐには、会社や役所に勤めるか、税理士、弁護士や医師の資格保有者となるしかないからです。  

 

子供の教育環境を支えるのは、もちろん親御さんです。

確かに、奨学金制度もありますが、まずは、自助努力を要求されますから、

多くの親御さんが稼ぎの中から教育費を捻出されています。

 

単身赴任になろうが、役職定年を迎えようが、リストラにあおうが、

歯を食いしばり、我が子の願いをかなえようとするのは人情です。

加えて、子供たちも、

己の親が弱音を吐き、サジを放り投げれば、自分の将来の望みが遠のきます。

結果、支える親と支えられる子供の双方にとって、都合が良いのは、

親が老化せず、働き続けること。

故に、高学歴を必要とする日本の社会環境こそ、日本人の寿命を延ばしたのではないのか、

そう思えてしまいます。

 

雨の日も、風の日も、地震があっても、働き続ける。

((オレは働きバチか、人間だぞ。人だぞ、男だぞ!))

そう愚痴をこぼしたくなる日もあるでしょう。

((なんで、あいつがオレより出世するんだ! 部長にふさわしいのはオレだろ))

会社の人事に不満を漏らしたいこともあるでしょう。

((なんで、息子も娘もオレを毛嫌いするんだ。オレをなんだと思っているんだ!))

子供を、わけもなく怒鳴りたくなることもあるでしょう。

 

そんな、時、

どうか、後ろを振り返っていただきたい。

 

皆さんは、

数限りないハードルをクリアーし続け、今日の生活環境を手にされています。

今日1日で、全てを作り上げてなどいません。

過去の皆さんが、一つ一つ、目の前の課題を解決し、

与えられたノルマをクリアーしてきたからです。

 

((何言ってんだ。昔のオレがもっと頑張っていたら、もっといい暮らしができたんだ))

そう、反論なさる方もいらっしゃるでしょう。

ですが、皆さんの身体に目を配ってください。

五体満足で、明日をも知れぬ命ではなく、腹が減れば、ごはんが食べられ、

ムシャクシャしたなら、酒を浴びるほど飲むことだってできる。

 

それは、

過去の皆さんが危険なことを避け続けたからこそであり、

暴飲暴食を重ねなかったからこそ、成人病にかからず、今日を過ごせています。

 

自営業やサラリーマンとしての本業を構えるのだって、並大抵の苦労ではありませんでした。

小学校では九九や分数の割り算や掛け算で苦労し、

常用漢字2000字を読んで書くことに四苦八苦したではありませんか。

中学校になると、これまた、文法の違う英語の勉強が始まり、

ボヤボヤしていると、高校受験が待ち構えていました。

 

就活も一筋縄では行かず、

入社したらゴールかと思えば、毎年のノルマが肩にのしかかり続けてきました。

 

思えば、

思い返せば、遠くまで歩いてきたのです。

一朝一夕では片づけられない難事を解決し続けてきたからこそ、

皆さんの生活環境は目の前に広がっています。

 

思えば遠くに来たものだ。これからも頼むよ
よろしければ、

どんな時も傍にいてくれた、

ご自身の過去を労わってみてはどうでしょう。

 

きっと、

枯れかけていた潜在意識の奥底に鎮座するエネルギーの源泉は、

音をたてて、湧き出てきます。

 

なぜなら、

人はご自身にホメられるほど、

嬉しいことはないからです。

 

昨日は、私たちが生きてきた人生の最後の1日でした。

そして、

今日という日は、私たちに残された人生の最初の1日です。

たまには、アルバムを引っ張り出し、

忘れかけていた思い出を回想しながら、

過去のご自身を慰労してみてください。

 

疲れたなら、

腰を下ろし、登ってきた山道を見下ろしてください。

皆さんは、誰しもが、

一朝一夕では不可能な難事をこなし続けてきたアルピニスト!

表彰に値する人物です。

 

以上、略儀ながら感謝とともに。

   藤 山 勇 司

  

 

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