生命保険という脅迫ビジネス

 

人は何にお金を出すのか?

今もビジネスの世界では、
日夜激論が交わされています。

 

確かに、財布の中身は
去年と今年で、大きく変化
しているわけではありません。

 

ただ、支出先には
多少の変化が起きています。

 

少しばかり、過去に遡れば、
その変化は劇的と言っても
過言ではないでしょう。

 

例えば、日本の1950年代、

 

白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の
3つの電化製品は

三種の神器として
庶民の憧れの的でした。

 

そして、1960年台半ばの、
いざなぎ景気になると、
カラーテレビ・クーラー・自動車が
新三種の神器となりました。

 

変わった神器と言えば、
バブル絶頂期のクリスマスイブ。

 

彼女を喜ばせるために、
高級シティーホテルを予約し、
フランス料理でもてなし、
ブランド物のプレゼントを
用意していたのです。

 

今から思うと、
なんと必死でありながら、
滑稽で可愛く
そして、愛おしい……。

 

では、2016年現在は
どうでしょう?

 

カラーテレビ・冷蔵庫・
洗濯機・クーラーは
当たり前に日常に存在しています。

 

時々、故障したり壊れたりしても、

諭吉の1枚か2枚で
使用に問題のない中古製品は
揃ってしまいます。

 

クルマでさえ、
レンターカーやカーシェアリングで
間に合います。

 

個性が尊重される時代の
お陰でしょうか、

 

流行りの服を着ていなくても
怪訝な目で見られることは
ありません。

 

むしろ、
ブランド物で着飾っていると、

 

「どうしたの?
今日、何かあるの?
そんな気合いれちゃってさぁ」

と、揶揄われるのがおち。

 

家計の中での
衣料品と履物の支出は
右肩下がりになっているようです。

 

当然のことながら、
電化製品やクルマなど
過去の花形商品の支出割合も
減少しています。

 

ところが、支出項目の中で
突出して増加している項目が
あるのです。

 

それは、生命保険に医療保険
そして、個人保険や個人ファンドです。

 

保険関連の集計を始めた
平成18年には19.4兆円でしたが、

8年後の平成26年には25.2兆円と
30%の伸びを示しています。

 

お気づきでしょうか?

テレビCMも
ガン保険や医療保険はうなぎ登り!!

 

広告を打てば打つほど、

契約件数も保険料も
上がり続けるのですから、

 

テレビ業界も保険業界も
持ちつ持たれつなのでしょう。

 

そして、個人ファンド。

ラストサムライにも出演した
日本人のアカデミー俳優が

「大○証券……」と連呼しています。

 

こちらも、保険関連の支出と同様、
契約件数も契約残高もうなぎ登り。

 

わが世の春を謳歌しています。

 

なぜでしょう?

 

なぜ、保険や個人ファンドだけが、
好調なのでしょうか。

 

そう、人がお金を支払うには
理由があります。

 

何の理由もなく、
財布の紐を緩めるお人よしは
いません。

 

ポケモンGOやスマホゲームに
お金を支払うのは、
暇な時間を埋めるため、
楽しむため、経験的支出。

 

住居費や食費に
お金を支払うのは生存的必要性。

 

しゃれた服や流行りのクルマ
そして、豪華なレストランは
性的欲求の帰結。

 

では、保険やファンドの
根源的理由は何でしょう?

 

それは、<<恐 怖>>です。

 

健康は、失うまで
当たり前だと思っています。

 

突然死や病気
そして、勤め先の倒産や
リストラを迎える恐怖の代価こそ、

 

保険や個人ファンドなのです。

 

真正面から攻めると、拒否される。

だから、テレビCMやネットCMで
徐々に洗脳してゆく。

 

保険に入らない世帯主は、
家族に無責任だと常識化してゆく。

徐々に、拒否されない程度に、
社会人の常識だと植えこんでゆく。

 

個人消費が左程伸びていない

…にも関わらず、
8年で30%の伸びを示す理由は、
こんなところにあるのです。

 

いいんでしょうか?

そんな黒幕に踊らされて、
皆さんが汗水流して貯蓄した、
もしくは貯蓄できるお金を

 

赤の他人に手渡して、
それで構わないのでしょうか?

 

保険会社や金融機関は、
いくら大きくても
所詮、赤の他人であり、一企業です。

 

つぶれることは
いくらでもありますし、

予定が狂うことも
計算に入れるべきです。

 

そして、契約期間内に解約すると、
払い戻しは雀の涙程度しか
戻ってきません。

 

「でもさ、実際の話だよ。
ガンになったら困るでしょ。
  やっぱ入るべきでしょ」

 

保険の払い戻し、
集めたお金を加入者に戻す割合は
50%前後しかありません。

 

個人ファンドに加入するには、
手数料を支払い、
運用手数料を毎年払う必要があります。

 

そう、胴元は
絶対に損をしない仕組みを
構築している。

 

加入者は
保険会社や金融機関を
存続させるための生贄でしかない。

 

…にもかかわらず、
嬉々として加入するのは
如何なものか……。

 

私にはそう見えて仕方ありません。

 

「だったら、どうすんの?
また、大家さんになれって言うんでしょ」

 

おっしゃる通り。

 

私が自信をもてる対処法は、

「兼業大家さん」です。

 

確かに、
月々6万円程度の家賃では
不安でしょう。

 

しかしながら、
月額20万円を超える
余剰家賃があったとしたら、

 

生命保険や個人ファンドなど
必要でしょうか。

 

仮に、世帯主が死んだとしても、

厚生遺族年金が
月々10万円~15万円入りますので、
日々の暮らしに問題は起きないはず。

 

後妻業のような生命保険での
焼け太りを狙わない限り、
巨額のお金は必要ありません。

 

違いますか?

 

しかも、戸建てであれば、

日本政策金融公庫に
担保を差し出せば、

 

7年返済で
お金を借りることも可能。

 

緊急に必要な
資金手当てもできるのです。

 

兼業大家さんの世界で
大儲けはできません。

売却をしない前提ですから、
売却益は狙いません。

 

ただ、ひとつひとつ、
積み重ねた貸家の堅牢さは、
保証します。

 

藁の家や木の家でなく、

レンガで作られた
砦のような基盤をつくる。

 

それこそが、兼業大家さん。

 

10月から、
初心者セミナーを
土曜日毎に開催する予定です。

 

そこで、
病気やリストラ、
そして突然死の恐怖から逃れる術を
お伝えしようと考えています。

 

いいですか、
皆さんが、汗水流して稼いだ
大切なお金です。

 

見も知らぬ赤の他人に、

CMで見たから、

出演者が信用できそうだから、

などと、どうでもいい理由で、

預けてはなりません。

 

じっくりと考えて、
納得して行動するべきです。

 

なぜなら、皆さんの人生は、
赤の他人の物ではない。

 

生贄になってはなりません。

他でもない、
皆さんと、
皆さんを信頼する家族に

 

役立つものでなければ、
ならないのです。

 

会場でお逢いできること、
楽しみにしています。

 

藤 山 勇 司

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