有事における心構え

 

このコラムを執筆しているのは、

8月8日、午前3時40分
(日本時間:8月9日午後10時40分)
であり、

場所はハワイ島のコカイルア・コナにある
ホワイトサンズビレッジ215号室です。

 

昨夜、
CNNとABCのニュースを見ていて、
驚きました。

 
 「何を?」
 

こちらの放送番組は、
日本と違い、
当たり前に数十チャンネルありますし、

テレビ欄もありませんので、
チャンネルをザッピングして、
好みの番組を探すのに一苦労します。

 
 「それで?」
 

ええ、
私の好みは、
 

〇ポーカー    
 →昔と違い、ポーカー番組は激減

〇格闘技     
 →プロレス・UFCなど数多くあります

〇オーディション 
 →ダンスや歌やかくし芸的なものまで
数多くあります
 

もちろん、映画もいい

 
 「英語わかるの?」
 

早口だと聞き取れませんが、
映画だと、分かりやすい英語ですし、

オーディション番組も
視聴者に聞き取りやすいように、

大げさなジェスチャーも交えていますから、
そこそこ理解可能です。

 

ポーカーは、
10万ドル以上のお金をかけているので、
どの選手も真剣ですから、
見ていて面白いのです。

 
「話し、それてない?」
 

そうでした……
そうした好みの番組を探す中で、
ニュース番組も目に入るのですが、
 

2~3日前までは、
「トランプ大統領のロシアゲート関連」
ばかり。
 

にもかかわらず、
 

昨夜は、
ブレーキングニュースとして、
北朝鮮関連で埋めつくされ、
 

コメンテーターが
入れ替わり立ち代わり、 
口角泡を飛ばして
主張していたのです。

 
その要旨は、
 

 〇北朝鮮は狂っている
 〇アメリカを脅すとは何事だ、許せん!
 〇グアムにミサイルを飛ばすだと、
  米軍は対処できているのか
 
などなど……、

対話路線を頑固に主張するのは、
4人に1人の割合いでして、

MCも他のコメンテーターも
先制攻撃もやむなしの意見でした。

 

特徴的なのは、
トランプ批判の急先鋒である、

CNNやABCも
FOXと同様に、
北朝鮮問題を真剣に取り上げ、

アメリカファーストを
盛んに口にしていたことです。

 

ちなみに、 
日本には呆れています。

 
「日本はどうした?
 あいつらは平和ボケか?
 
 なんで、国会で
 北朝鮮問題を取り上げないで、
 
 くだらない疑惑で
 貴重な時間を浪費しているのか、
 わけがわからない」
  
 
MCは口を押えて
笑っていました。
 

連日、
ロシアゲート事件ばかり
流していた自分たちを
棚に上げているのですから、
アメリカメディアの手のひら返しは
見事です。
 

「ふ~ん、そうなんだ。
 それで、何が言いたいの」
 

トランプ憎しの
CNNの調査では、
先制攻撃指示が50%を
超えてしまいました。

どうやら、メディアは
アメリカ国民に
北朝鮮への先制攻撃の妥当性を
説得しているように見えるのです。

 

((これは、
  
 デッドラインを超えてしまった・・・))

 

有事は起こるかどうかでなく、
いつ起こるのかに切り替わったようです。

 
 「おいおい、どうすんの?
  ね、どうすんのよ」

 
日本が
どうこう
できる事案ではありません。
 

ただ・・・

 
 「ただ、何よ」

 
戦争の勃発は、
緊張の終わりでもあります。

 
起これば終わる。
いつまでも続くものではありません。
 

問題は、
その最中で、
起こるであろう、
身近な問題に
どう対処するのか
です。
 

私が懸念するのは、
テロです。

特に、
繁華街が危険です。

テロの目的は、
日本の中に

 

「ほら見ろ、
 アメリカに盲従しているから
 こんなテロが起きるんだ。
 
 今からでも、
 アメリカを説得して
 北朝鮮敵視政策をやめさせろ
 
 それが
 平和国家日本の
 とるべき選択肢だろ」

 
 
と言う、気分を蔓延させるため……

 
最も効果的な場所は、
渋谷のスクランブル交差点です。
 

例えば、
爆弾を抱えた模型飛行機や
ドローンを
突っ込ませる。
 

無人のトラックを
遠隔操作して
突入させる
 

こうした惨事が巻き起こると、

観光立国を
一つの柱として、
打ち立てようとしている

我が国に
重大なダメージが
起こってしまいます。
 

どうにも、
首の後ろをはい回る
嫌な感覚を
拭うことができません。
 

できれば、
ここ2か月か3か月、

繁華街には
なるべく
足を踏み入れない
ことを
お勧めいたします。
 

本コラムの、執筆・・・
最後まで
逡巡したのですが、
記述して
しまいました。
 

読み飛ばし、
笑い飛ばし、
バカにして頂いて
結構です。

 
ただ、
どこか、
心に残るものがあれば、

皆さんのアクションに
幾ばくなりとも、
指針にして頂ければ、
幸いです。

 

   藤 山 勇 司

 

藤 山 勇 司

 

================================

藤山勇司公式サイト
ソーシャルリニューアルしました!

フォロー・友達登録募集中!
ソーシャル限定の特別なお知らせを配信予定です!

●Facebookページ いいね!はこちらから

●LINE友達登録はこちらから

●Twitterフォローはこちらから

================================

タイトルとURLをコピーしました