ブレグジットと令和の日本

一昨日、
令和元年10月28日、
イギリスとEUは、
ブレグジットの最終期限を
2020年1月31日に延長することに
合意しました……。

 

「もう聞き飽きたね。
 まぁ~だグダグダやってんだ。
 こりゃ~、ずっと先送りでしょ。
 結局、
 世界の覇権国だった大英帝国はさ、
 日が沈まない国どころか
 十把一絡げの
 田舎国家になるのね
 まぁ、惨めの一言だね」

 

私の独善と独断から申せば……

 

「はん、
 おいらの意見に
 異を唱えるっていうの?
 面白いじゃない。
 聞かせてもらおうか。
 じゃ、イギリスは
 いつ、EUから
 抜けるって言うの?」

 

2019年以内です。

 

「なんで?
 あんた、
 自分の発言に
 矛盾を感じないの?
 ついさっき、
 離脱期限は
 2020年1月末って、
 言ったじゃない」

 

今回のEUとの合意には、
イギリスの議会で承認が
取れれば、
令和2年1月31日以前であっても
離脱可能……

つまり、
フレキシブル条項が
入っています。

 

「いやいや、
 そもそも、
 イギリス議会で
 揉めに揉めてたでしょ。
 それが原因で
 ガラガラ声のメイちゃんは、
 涙流して、
 辞めたわけじゃない。
 それを引き継いだのが、
 ボサボサ頭の
 ボリス・ジョンソンでしょ。
 まるで、
 ちっちゃいトランプ!
 あのいい加減な男に
 何もできやしないって。
 だってさ、
 これまでに2回離婚してんだよ。
 隠し子もいてさ……
 自分の家庭を守れない人間にさ、
 国の行く末を任せる
 イギリス市民もどうかしてるぜぇ~」

 

ジョンソン氏の私生活……
確かに、
突っ込みどころ満載であることは
事実です。
ただ……

 

「ただ、何?」

 

今回のブレグジット案には、
これまでになかった
イギリス歴代の首相には
決断できなかった、
重大条項が含まれています。

 

「じゅうだぁ~い?
 またまた、大げさな」

 

と、申しますのは、
ラグビーワールドカップ。
参加国の中で
 〇イギリス
 〇スコットランド
 〇ウェールズ 
 〇アイルランド
をご存知でしょうか?

 

「そりゃっ知ってる。
 全部強豪だよね。
 日本がベスト8に進めたのはさ、
 最初にアイルランドに辛勝できたのが
 大きかった。
 それがどうした?」

 

はっきり申し上げて、
全部同じイギリスです。
まぁ、アイルランドは
イギリスの領土である北アイルランド選手を
含んだ合同チームと言うことですが。

 

「いやぁ~何言ってんの?
 全然イミフ」

 

現在の大英帝国は
 ☆グレートブリテン
 ☆ウェールズ
 ☆スコットランド
 ☆北アイルランド
4つの王国の連合国家です。

 

「どういうこと?」

 

それぞれの度の差はあれ、
日本とは違った
自治権が付与され、
独自の国家運営をしている。
それがイギリスです。
ちなみに、
ラグビーワールドカップの
最終戦である
 イギリス VS 南アフリカ
南アフリカは独立前まで
イギリスの植民地でした。

ワールドカップ決勝戦直前の
南アフリカでは
国を挙げて
大熱狂!
 
奴隷扱いした
イギリスを叩きのめしてやると
上を下への大騒ぎ。
南アフリカからは、
日本に向けて
臨時の大応援団が結成され、

南アフリカ航空は
10月17日、
20年ぶりとなる
日本便を運航しました。
なんと、日本まで
片道16時間の長旅で
あるにもかかわらずです。

おそらく、
決勝戦では、
緑の応援団と
緑のY字が特徴の
南アフリカ国旗が
会場にはためくことでしょう。

 

「話を変えなさんなよ。
 都合が悪くなったんでしょ。
 自分の矛盾に気が付いたんでしょ。
 だから、ラグビーの話題に
 フォーカスしたんじゃないの?
 で、
 ボサボサ頭の
 ジョンソン坊やは
 何を決断したの?」

 

北アイルランドを
将来的には手放すことに
したのです。

 

「えっ!!
 どういうこと?」

 

イギリスは
ポンドの基軸通貨を
ドルに奪われた
ブレトンウッズ体制以降、
世界の植民地を次々に
手放してきました。
南アフリカも
その一つです。

その後は、
鉄の女宰相
サッチャー
が決断した
フォークランド紛争
に見られるように、

これ以上、
自国領土を失うことを拒否!

その後、
EUに
おそるおそる加盟し、
これまで
金融センターとして
国家を運営してきました。

ところが
今回の
ブレグジッド!

問題となったのは、
イギリスの領土である
北アイルランドと
アイルランドの国境問題です。

プロテスタント教徒の多い北アイルランドと
カトリック教徒の多いアイルランドは
昔から仲は良くなかったのですが、
民族は同じですから、
大英帝国である
イギリスは共通の敵でありライバルでした。

結果として、
北アイルランドのイギリスからの独立を目指す
間断のないIRAのテロは
ロンドンを恐怖に陥れ、
イギリスの社会秩序は混乱の極みに陥りました。

その混乱を
根本的に解決する目的も含めて
イギリスはEUに加盟したのです。
EUに加盟すれば、
アイルランドもEUに加盟していますから、
人・物・金の移動や自由……

国境管理は必要なくなり
イギリスから独立を求めるIRAの存在意義も薄まり、
イギリスはテロの恐怖から逃れることができました。

 

「へぇ~
 初めて聞いた。
 EUに加盟した理由が
 IRAのテロ……
 なるほどね。
 それで、
 ブレグジッドをさ、
 強行しちゃうと、
 また、テロが起こるんじゃないの?
 ジョンソン坊ちゃん、
 手柄を焦って、
 またまたドツボにハマるんじゃないの?」

 

そこで、
ボリス・ジョンソン氏の
離脱条項に付加した条件が……
北アイルランドと
アイルランド間の国境は設けず、
アイルランド島

グレートブリテン島の
間に関税機関を
設置すると
いう離脱条項です。

 

「いやいや、
 そりゃ、
 北アイルランドを
 手放すことと
 一緒でしょ。
 それで国民は納得するの?
 サッチャーさん怒っちゃうよ」

 

少数の異論はあるでしょうが、
その方向性で総論はまとまる
ことでしょう。
なぜなら、
それほど、
IRAのテロは
イギリス国内で
恐怖でした……。

姿形で見分けのつかない
人々がテロリストかもしれない。
疑心暗鬼に陥り、
安心した日々を送れない
あの暗い社会に
二度と戻りたくない。

どうせ、
北アイルランドは
お荷物。
ならば、
この際、
切り離してしまえば、
せいせいする。

これが
イギリス紳士の本音です。

 

「前のメイちゃんの
 離脱合意案と違うの?」

 
 
前首相のメイ氏の
離脱合意案は
北アイルランドとアイルランドの
国境管理が決まるまでの間は、
EUに留まるという
バックドア条項が入っていました。
結果、
この合意案に
反対する勢力は
離脱賛成派の間にも拡がり、
メイ首相の離脱合意案は
成立しませんでした。

EUからの離脱合意に
総論賛成であっても
アイルランドとの国境管理が
まとまるとは見通せない為、
結局、EUから離脱できない!

この合意案では離脱できない。
ならば、メイ首相を
引きずり降ろせ!!

それが、
ことの真相です。

ところが、
ボリス・ジョンソン氏は
北アイルランドを
手放す決定をしたのです。
もちろん、
表面的に宣言はしていません。

ですが、
関税で国境らしきものを
アイルランド島

グレートブリテン島
の間に敷くということは、
同じ国とは
どう言いつくろっても
できるはずはない。

一方、
IRAのテロが染み込んだ
イギリス国民から見ても
北アイルランド問題が片付けば、
EUから離脱できて、
イギリス一国で
外交自主権を取り戻せるならば、
それでいいと言う
意見が大半……。

ボリス・ジョンソン氏は
総選挙を提案し
野党第1党の労働党は
総選挙に反対していますが、
野党第2、第3の党は
12月9日に総選挙を
行う法案を上程!
野党の提案ですから、
三分の二の下院の賛成は必要なく、
過半数の賛成で成立します。

おそらく、12月9日に
イギリスでは総選挙が行われ、
年内にイギリスはEUから
離脱することになるでしょう。

 

「でもさ、
 それって、
 ジリ貧にならない?
 アメリカを失い
 オーストラリアを失い
 ニュージーランドを失い
 インドを失い
 南アフリカを失い
 香港も失い
 そして、
 今度は
 北アイルランド
 でしょ。
 どんどんどん、
 バラバラになって、
 最後は見えなくなっちゃうんじゃないの?」

 

現在のイギリスの
食い扶持を支えるのは
物作りではなく
シティを中心とする
金融です。

ボリス・ジョンソン氏は
イギリス王国領にして
タックスヘブンである
グレートブリテン島

アイルランド島の
間にある
 〇マン島(バイクレースで有名)
 〇ガンジー島
 〇ジャージ島
をシティと組み合わせ、
金融サイクルを
構築する構想を抱いているようです。

お金は、
単なる記号ですから、
場所も人も必要ありません。

面倒な植民地など必要ない。
そう考えているのかもしれません。

 

「へぇ~、
 で、日本とはどうなるの?」

 

日・米・英 の三か国同盟に
発展するのではないでしょうか。

つまり……

 

「海洋国家である
 日本とアメリカとイギリスが
 手を組む。
 そこに大陸国家である
 中国にプラスα―
 の独裁国家との対立……
 令和の時代は
 こうした
 二大勢力の
 対立した構図が
 通常の外交関係
 になるのではないか。。。
 そう、考えています」

 

なんか、
きな臭いな……
大丈夫?

絶対に安心な状態なんてありません。
今、皆さんが生活できているのは、
過去の皆さんが努力されたからです。

 

「どりょく?
 したかな……」

 

小学校、中学校、高校と進み
中には大学、大学院でも勉強された方も
いらっしゃるでしょう。

とまれ、
就職戦線を勝ち抜き、
社会人の一員となった後には、
ノルマをこなし、
働き続けたからこそ、
現在がある……。

ですから、
今の活動は
未来の私達を支えるわけです。

私達のご先祖さまも
そうした努力をされてきた。

これで安心なんて社会も日常も
あるはずがない。

だからこそ、
 あわてず 
  あせらず
   あきらめず

前を見つめ
一歩一歩
歩んで行くことこそ、

安寧な日常につながるのだと
考えます。

大切なご家族の日常を
考え続ける
兼業大家さんに幸あれ!

令和元年10月の終わりに
  藤 山 勇 司

 

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