攻撃の限界点 独裁国家 VS 民主国家

 

 

「攻撃の限界点 独裁国家 VS 民主国家」

 

 

 

2022年2月24日、 

 

ロシアはウクライナに全面侵攻しました。 

 

<ウクライナ侵攻直前状況> 

 

(身勝手なシナリオ) 

 

当初、 

 

開戦後72時間以内に、首都キエフは陥落。 

 

ゼレンスキー大統領は、ウクライナから脱出もしくは暗殺され、 

 

ロシアは同国内に傀儡政権を作り、軍事侵攻作戦は終了。 

 

西側諸国が、 

 

呆気に取られている間に、 

 

ウクライナ紛争は解決。。。。 

 

西側諸国の体たらくに安心した習近平は、 

 

今年の秋、台湾が実効支配する東沙諸島に軍事侵攻。 

 

台湾国内を香港と同様の混乱に陥れ、 

 

中国共産党主導のデモを起こし、 

 

2022年11月の統一地方選で国民党を勝利に導く。 

 

「対立から融和へ」 

 

手触りの良いスローガンを掲げ、 

 

頼りにならないアメリカよりも、 

 

確かな中国共産党に。。。。 

 

2024年の総裁選では、 

 

現在の民進党から国民党に 

 

国民の総意をもって移譲される。 

 

ウクライナの実質併合で圧倒的存在感を増したロシアをバックに 

 

厭戦感にさいなまれた台湾は熟しきった柿。。。。 

 

労せず、 

 

終身総書記の座を獲得した 

 

習近平の手に落ちるはず、でした。 

 

北京オリンピックで会談した習近平とプーチンの脳裏には、 

 

互いに都合の良い、バラ色の未来が描かれていたのです。 

 

<ウラジミール・プーチンの思考> 

 

偉大なソ連崩壊を画策したのはアメリカとEUだ。 

 

1990年、 

 

我が国は、東西ドイツ統一前に、NATOを拡大させないと 

 

奴らが約束した(ブダペスト合意)からこそ、 

 

彼らを信じ、寛大な心で認めてやった。 

 

当時のNATO加盟国は16か国だった。 

 

にもかかわらず、なんだ!  

 

狡猾な狐共は明らかにウソをついた。 

 

今じゃ30か国まで増え、 

 

我が国の一部だった、ウクライナやジョージアまで引き入れようとしている。 

 

恒久的な平和を願うロシア国民を代表する私は、

 

誠意を尽くし、ウクライナをNATOに加盟させない法的保証をしろと 

 

時間をかけて交渉した。 

 

にもかかわらず、 

 

奴らからの回答はNET(ニエット)だった。 

 

ウクライナがNATOに加盟すると、 

 

我が国の直近に核ミサイルが配備される。 

 

キューバ危機と同様、アメリカも理解する。 

 

できるはずなのに。。。。素知らぬフリを続けた。 

 

ウクライナ侵攻じゃない。 

 

我が国自衛、 

 

祖国を守り抜くための「特別軍事作戦」以外、何物でもない。 

 

ウクライナ? 

 

ゼレンスキーの支持率はわずか23%だ。 

 

2014年に奪還したクリミアの政情も安定している。 

 

ウクライナに電撃侵攻すれば、 

 

コメディアン出身のゼレンスキーは、 

 

小便垂れ流しながら脱兎のごとく逃げ出す。 

 

あとは、親ロシア政権を 

 

民衆の総意をもって樹立して、和平交渉を締結すれば終了する。 

 

NATO? 

 

問題ない。 

 

ドイツとイタリアのロシア産エネルギー依存率は60%と50%だ。 

 

他のEU諸国も似たり寄ったり。 

 

グリーンエネルギーかどうかしらんが、 

 

ロシア天然ガスの価格競争力は最強だ。 

 

誰もが安価で安定した、我が国のエネルギーに頼り切っている。 

 

ガスを止めるぞと、脅せば、シュンとなる。 

 

それにしても、 

 

盟友のメルケルは良くやってくれた。 

 

全く、ドイツ国民はバカばかりだ。 

 

原発を全廃して、我が国から天然ガスを輸入するんだからな。 

 

それをカバーするのに、太陽電池と風力? 

 

それが、何の役に立つ?  

 

2021年、ヨーロッパは曇りばかりで太陽電池はろくに発電しなかった。 

 

おまけに、風が吹かなくて、風車が止まって大停電だって言うじゃないか。 

 

よその国のことながら、情けなくて涙が出るね。 

 

ったく、 

 

あいつらの頭に、脳みそはあるのかね。 

 

念のために、 

 

メルケルの前大統領、シュレーダーを、 

 

ロシア国営石油最大手ロスネフチの会長にしてやったから、 

 

よろしくやってくれるだろう。 

 

まぁ、EUの肝心要のドイツが我が国の番犬に成り下がっているんだ。 

 

NATOが経済制裁なんてやるはずもないし、出来もしない。 

 

アメリカ? 

 

認知症のバイデンに何ができるんだ。 

 

アフガンから、ほうほうの体で逃げ帰った臆病者が 

 

我が国に真正面から向かう勇気があるわけがない。 

 

人権がどうとか、侵略戦争とか、遠くから叫ぶかもしれんが、 

 

所詮負け犬の遠吠えに過ぎない。 

 

実際、アメリカは軍事介入しないって、何度も言っているじゃないか。 

 

バイデン爺さんは、 

 

喧嘩しませんから、殴らないでくださいって、懇願するヘタレに過ぎない。 

 

アメリカはモンロー主義の中で閉じこもっていればいい。 

 

あとは、復活した帝政ロシアが仕切る。 

 

イギリス? 

 

ジョンソンの支持率はダダ下がりじゃないか。 

 

EUからエグジットしたおかげで、 

 

イギリスの影響力は蟻並みに落ちた。 

 

無視しても、全く問題はない。  

 

中国? 

 

習近平は、今年が勝負だろ。 

 

我が国の意向に逆らう考えも意思もない。 

 

そもそも、 

 

14億人の中国は、 

 

穀物もエネルギーも自国で賄えない、 

 

未成熟の国じゃないか。 

 

偉大なるロシアが慈悲の心をもって、 

 

ガス、石油、小麦それに最新鋭の武器も 

 

提供してやろうじゃないか。 

 

中国は南シナ海と台湾。 

 

我が国はウクライナと東欧諸国。 

 

落ち着くところに落ち着く。。。。 

 

 

 

<ウクライナ侵攻 40日経過> 

 

祗園精舎の鐘の声、 

 

諸行無常の響きあり。 

 

娑羅双樹の花の色、 

 

盛者必衰の理をあらはす。 

 

おごれる人も久しからず、 

 

ただ春の夜の夢のごとし。 

 

たけき者もついにはほろびぬ、 

 

ひとえに風の前の塵に同じ。 

 

(ウクライナ政府) 

 

・ゼレンスキーはキエフに留まり、SNSで連日動画を投稿。 

 

・ビデオ会議でアメリカ・イギリス・ドイツ・イスラエル・フランスで国会演説。 

 

・ウクライナ軍 民兵 志願兵 各国軍事顧問団を組織 

 

・国内から道路標識を撤去 

 

・各地の戦争被害動画を世界に発信 

 

 

 

(アメリカ) 

 

・携行型対戦車ミサイル・ジャベリン及びスティンガーを数千発供与 

 

・軍事衛星情報をウクライナに供与 

 

・経済制裁を連発 

 

 1.SWIFTから排除 

 

 2.ロシアの船舶・船の乗り入れを禁止 

 

 3.ロシア中央銀行の預金凍結 

 

 4.政府高官及び家族の資産凍結 

 

 5.WTOから排除 

 

 6.G20から排除 

 

 7.国連総会で非難決議 

 

 8.戦争犯罪を認定 

 

 9.IMFから排除 

 

  10.半導体や高付加価値製品の輸出禁止

 

  11.軍事衛星情報を共有(ロシア軍位置情報が丸見え) 

 

  12.多国籍企業の活動停止(石油掘削・マクドナルド・自動車会社・携帯電話などなど) 

 

・イーロン・マスク氏、独自人工衛星回線をウクライナに提供 

 

 

(NATO) 

 

・350万人の難民受け入れ 

 

・全会一致の非難決議 

 

・SWIFT排除(ベルギー本部) 

 

・携行武器、ミサイル防御兵器供与 

 

・食糧援助 

 

・軍事顧問団派遣 

 

・ノルドストリーム2の運用禁止 

 

 

(イギリス) 

 

・ゼレンスキー大統領一行をSAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)が警護 

 

・収集情報を提供 

 

・携行ミサイル・スティンガーを数先発供与 

 

・軍事顧問団を民間軍事会社として派遣 

 

・ロシア企業所有船舶・航空機の再保険停止 

 

・シティー・オブ・ロンドンからロシア排除 

 

 

(中国) 

 

・国連での非難決議に棄権もしくは、反対 

 

・ロシアからの要請に100%従わず、様子見 

 

・台湾進攻を当面の間、断念か  

 

 <プーチンの誤算> 

 

プーチン政権を支えた3大サポーターの支持低下 

 

(1)シロビキ(軍 諜報機関 警察) 

 

(2)オルガルヒ(新興財閥) 

 

(3)メディア・国民(特に40・50代以上のテレビ世代) 

 

 1.2014年クリミア侵攻後のウクライナ国民の覚醒 

 

・ドンバス地域に駐留するロシア軍との散発的戦闘 

 

・アゾフ大隊など愛国的私兵の勃興 

 

・民兵訓練の拡大と海外から軍事顧問の入獄 

 

 2.ロシア単独の独自情報網構築の失敗 

 

・暗号化された通信システムの途絶 

 

・ロシア軍事衛星の機能不全 

 

・指揮命令系統の中断 

 

 

 

3.指揮官狙い撃ちによる、指揮系統の乱れ 

 

・通信を傍受され、中佐クラス以上の指揮官の位置を特定し、攻撃 

 

・20人の司令官の内、6人が死亡 

 

・部隊が己の位置を特定できず、連携した作戦が取れない 

 

4.攻撃の限界点 

 

・ミサイル一斉射撃による都市攻撃は大量の弾薬消費につながる。 

 

・後続補給ができず、食料も途絶している。 

 

・兵器の補修・破損部品の交換ができず、タイヤは安価な中国製であり、バースト続発。 

 

・補給路が長くなると、補給路守備隊も必要となり、最前線の兵士は先細りとなり攻撃の限界点はやってくる。 

 

5.民主主義陣営、電光石火の結束 

 

・SWIFT排除、再保険拒絶、そして外国籍企業撤退はセット。結果として、ソ連への制裁解除は確実に影響が出始めた。 

 

・烏合の衆と見くびっていた民主主義国家が、電光石火で意見統一できるとは思わなかった。 

 

 

6.ロシア「兵士母の会」による懸念。戦争の大義、喪失 

 

・前線の兵士は、民衆から奪った携帯電話で母親に連絡。内容は傍受され、小師団(3人~8人)のウクライナ軍に急襲され、被害は甚大。 

 

・ロシア軍母の会は、連絡の取れなくなった息子の安否に不安を増大させている。 

 

7.中国共産党の裏切り 

 

協力できることは何でも実行する、と合意していた中国共産党の姿勢は

バイデンからセカンダリーサンクションをちらつかせ、腰が引けている。

 

特に、ロシアへの武器・弾薬にと半導体輸出が判明した場合、躊躇なく制裁を加えるとの最後通牒以降、中国の姿勢は明らかに軟化してしまった。 

 

北京オリンピックまで出向き、首脳会談して、合意したにもかかわらず。。。。 

 

プーチンは歯ぎしりするしかない。 

 

<今後の動向> 

 

1.北京オリンピック終了を待った作戦開始先延ばしの誤算 

 

2.春になり凍結した国土のぬかるみ 

 

3.5月9日、ナチス戦勝利セレモニーの行方 

 

4.戦略核、生物兵器使用による局面打開 

 

5.ウクライナとロシアによる和平交渉 

 

6.NATOの治安維持軍、ウクライナに進駐 

 

7.プーチンと一部軍部に全ての責任を被せ、新生国家として脱皮 

 

 

<戦後処理> 

 

1.ウクライナ復興資金は、ロシアの凍結資金を活用 

 

2.ロシアの天然資源を原資とする復興委員会を設立 

 

3.ロシアを国連常任理事国から排除 

 

4.IAEAのロシア核兵器査察と監視委員会の常駐 

 

5.民族独立を容認 

 

 

<独裁国家の病> 

 

・独裁者の孤独 

 

・新興勢力排除の弊害 

 

・国力停滞 

 

 

 

 <日本の未来> 

 

現在の国際情勢は、 

 

第一次世界大戦と酷似している。 

 

日本は主戦場とならず、 

 

大戦は欧州と中東そして北アフリカに限定されていた。 

 

荒廃した欧州向け商品の輸出により、 

 

日本は、技術を高め、国力を高めることに成功した。 

 

同じことが、 

 

今後30年前後、日本にも起きる。 

 

バブル後、 

 

日本の雇用者の賃金は押さえつけられ、 

 

国力は停滞した、と評論家の一部は揶揄しているが全くの誤りである。 

 

日本企業の製造コストは、世界市場で優位に立っている。 

 

しかも、ドル円は8年ぶりの円安水準となっている。 

 

海外に進出することこそ、 

 

日本企業の生き残る道とされていたが、 

 

現在は、国内回帰がトレンドになっている。 

 

と同時に、 

 

東京オリンピックを契機として 

 

日本の治安や生活水準が知れ渡り、 

 

日本で働きたいと願う人々で溢れている。 

 

海外から国内回帰する企業とともに、 

 

海外籍の労働者は来日し、 

 

海外の企業も独自に日本に拠点を設けていく。 

 

あれよ、あれよと言う間に、 

 

観光ではなく、外国人労働者が普通になる日がやってくる。 

 

彼らが暮らすのは、 

 

所有不動産ではなく、貸家であるのは言う迄もない。 

 

そこを果敢に、真正面から彼らの需要に応えるのは、 

 

誰でもない。 

 

貸家主義のメンバー各自が所有する 

 

貸家郡である。 

 

 

 

貸家主義に幸あれ! 

 

 

 

以   上

               藤 山 勇 司

 

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