「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

 

 

 

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

 

「ウクライナ大統領府 軍事侵攻・緊迫の72時間」を偶然目にしました。 

 

夕食を食べ終え、チャンネルをザッピングしているうちに、

 

ゼレンスキー大統領の険しい顔が映り、 

 

(なんだ? 何かあったのか) 

 

と、緊急事態が起こったのかと心配しました。 

 

(そうか、あれから1年が過ぎたのか。。。。) 

 

長い時間です。 

 

当たり前に続くと思っていた日常が、突然終わりを告げ、 

 

空襲警報が鳴り 

 

ミサイルが降り注ぎ 

 

目の前のビルが崩れ落ち 

 

身内や、友人が亡くなってゆく 

 

混乱と焦燥感に苛まれ、 

 

まともな判断を下せるものでしょうか? 

 

 

侵攻から1年が過ぎ、 

 

西側自由主義陣営の支持を受け、 

 

携行ミサイル兵器、榴弾砲に戦闘車両の供与を受け、 

 

自国防衛の目途が立った、 

 

ウクライナ大統領府に 

 

ロシア軍侵攻から72時間に 

 

何が起こったのか、 

 

どんな気持ちで何を判断し、 

 

何をしなかったのか、 

 

ドキュメンタリータッチで作成された秀逸な番組でした。 

 

 

 

春休みになり、 

 

板橋の小茂根から、江東区南砂に帰省した長男から質問されました。 

 

「ねぇ、ゼレンスキーさんって、大統領になる前って、役者だったんでしょ」 

 

「そうだな、“国民の僕(しもべ)”って言う、ドラマの主役だったんだ。 

 

 汚職と腐敗にまみれたウクライナで教師をやっていた彼がさ、ふとしたきっかけで 

 

 大統領選に出て、大統領になっちゃって、そこで四苦八苦しながら、 

 

 奮闘するって物語だな。そんで、国民的人気者になっちゃってさ、そのまま 

 

 大統領選に出たら、まさかまさか、当選しちゃったって、わけさ。 

 

 ウクライナの人もさ、 

 

 “えっ〜、本当に当選しちゃったよ。あいつ喜劇役者だろ。政治の素人なのに” 

 

 って、支持率は30%を切るほど、低迷していたんだ」 

 

「日本で言ったら、どのレベル?」 

 

「そうだなぁ。 

 

 そうそう、“劇団ひとり”っているだろ? あいつが日本国首相になっちゃうレベルだ。 

 

 ウクライナの人にも人気がないし、政府の支持率も低いし、ロシア軍が侵攻しても、 

 

 ほとんど抵抗しないで、ウクライナはロシアの軍門に下るだろうって、

 

 プーチンは思ったんだろうな。まったく、72時間で、長くても1週間で

 

 特別軍事作戦は終了するって、腹積もりだったんだからさ。

 

 このNHKの緊迫の72時間はさ、プーチンサイドじゃなく、ウクライナ大統領府に焦点

 

 をあてているんだ」 

 

「劇団ひとりさんかぁ。 

 

 ちょっと似てるかも。確かに、選挙の時に入れても、実際に首相になったらさ、 

 

 ちょっと待ってよ。本気じゃなかったって、なるかもね」 

 

 

当時は北京オリンピックが閉幕し、パラリンピックまで待っている時間でした。 

 

確かに、アメリカは、ロシアがウクライナに侵攻を企てていると、

 

大統領報道官などがコメントしていたものの、ロシア専門家も国際政治識者も誰も同調していませんでした。 

 

不意をつき、ロシアの戦車大隊がキーウに進軍を開始したのです。 

 

予想外の出来事でした。 

 

キーウは空襲警報が鳴り、近隣の空港はロシアの空挺部隊が襲撃し、

 

キーウ陥落は時間の問題と思われていました。

 

CIAや西側軍事顧問団は、地下壕に避難しているゼレンスキー大統領に脱出用のヘリコプターを用意していました。

 

ポーランドやハンガリーに移動し、そこにウクライナ臨時政府を設立し、国際社会にロシアの非道を訴えると言うシナリオでした。 

 

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 

 

なのでしょうか。 

 

良く決断できたと感心します。 

 

 

キーウから避難しなければ、 

 

ロシア軍に拘束され、拷問を受け、ロシア政府に都合の良いセリフを強要される可能性もありました。 

 

にもかかわらず、 

 

ゼレンスキー大統領は、 

 

「避難している80人を20人にすれば、今ある食料や備蓄で60日から80日しのげる。 

 

 私は残る! 

 

 そしてウクライナ防衛の指揮を執る。 

 

 皆さんに強要はしない。 

 

 避難したい人はだれであっても、待機しているヘリコプターに搭乗して欲しい。

 

 残る意思 のある人だけ、私と一緒に祖国防衛の任務にあたってほしい。 

 

 そして、残る意思のある人たちで通信環境を整備してもらいたい。 

 

 我々は逃げない。祖国防衛の最前線に立つ」 

 

まるで、映画のワンシーンです。 

 

そして、3日目、 

 

深夜の大統領府前から自撮りした映像を世界に発信! 

 

ゼレンスキー大統領の後ろには、死を覚悟した4人の側近の姿が、深夜の淡いライトに照らされていました。

 

その中の2人は、大統領に避難を進言していた人達でした。 

 

もしも、 

 

ゼレンスキー大統領がキーウを脱出していたとしたら、

 

西側自由主義陣営VSロシアの構図は描かれず、

 

自由主義陣営と権威主義国家の対立する世界、領土紛争渦巻く21世紀になっていたかもしません。 

 

 

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 

 

心に刻みたい格言です。

        藤 山 勇 司

 

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