独裁者はギャンブル依存症

 

「独裁者はギャンブル依存症」

 

 

 

霜降り明星の「粗品」という芸人をご存じでしょうか?

相方の「せいや」とコンビを組み、

2018年「M-1グランプリ」第14代王者であり、

2019年には「R-1グランプリ」優勝者!

押しも押されぬ、一流芸人です。

ところが、彼には別称が存在します。

それは、「マイ億君」

生涯ギャンブル収支マイナス1億円だと、

自ら堂々と公言しています。

先月の「日本ダービー・G1」レースにおいても

単勝馬を予想をされていたのですが、

 

「私が大本命と推すのは”ダノンベルーガ”!単勝勝負です。
 
 でも、来ません!私が買うと勝てません。

 私が買わなかったら優勝するでしょう。でも全力で買います」

 

と、自虐なのか、開き直りなのか、

YouTubeで全力公開宣言していました。

結果は。。。

単勝3.5倍の本命馬であったにも拘わらず、4着!

優勝にも3連単にも絡むことの全くない、4着。。。

巷では、「粗品の呪い」がバズってしまいました。

自らの弱点をネタにし、YouTubeも開設し、

登録者数は100万人!

YouTuberとしても大成功ですが、

人として、旦那としてはどうでしょう?

極めて疑問だと申し上げる他ありません。

 

では、なぜ

一般人がギャンブルにハマってしまうのでしょう?

それは、勝てると思い込んでしまうから、です。

ギャンブルの格言の一つに

「ビギナーズラックは身上を潰す」

一度、うま味を知ると、

その先、どんなに損をしようが、

夢よ、もう一度と、最後の千円札を握りしめ

パチンコやスロット、競馬や競艇に出かけてしまう。

もう、中毒患者ですね。

ギャンブルをやめると、

失ったお金を取り戻すチャンスを放棄してしまうのと一緒。

損を確定させる屈辱には耐えられない。

理屈ではなく、感情優位の行動を取る人々と同様の行動原理です。

さらに申し上げれば、

これが最後と握りしめた千円札が、

時として、2万円や3万円になってしまうこともある。

すると、

(ほ~ら、やっぱりオレって才能あるんだよ。ああ、足洗わないで良かった)

と、ほくほく顔で自らギャンブルの深みにズンズンと突き進むのです。

 

6月の主題である

”独裁者はギャンブル依存症”

霜降り明星の粗品さんと、

一見、関係ないように見えますが、

どうでしょう?

独裁者は数多のライバルを蹴落とし、

成功確率僅かな電撃作戦を悉く打ち勝ち、その座を手にしました。

まるで、万馬券を5連続で当て続けるような

ビギナーズラックの真っただ中! 

それが独裁者の客観的な姿ですから、

ギャンブラーと申し上げても問題ないでしょう。 

・ロシアのプーチン大統領

・霜降り明星の粗品 

・中国共産党の総書記である習近平

いずれも、悩み苦しんでいます。

 

まぁ、お気軽なのは、粗品さんですね。

生涯ギャンブル収支がマイナス1億円であっても

本業でしっかり稼ぎ、ギャンブルの悲惨な結末もYouTubeで公開し、

セカンダリーベネフィットに変換しているのですから

当面、暮らして行けるでしょう。

 

ところが、

プーチンさんと習近平さんは

笑っていられません。

彼らは、ライバルを罠にかけ、資産を没収し、逮捕し、時には暗殺をして

自らの地位を守るという、

地獄のような独裁者ギャンブルをやり続けてきました。

どちらの手にも「核爆弾」のボタン。

死なば、もろともと、

最強のアメリカ軍を牽制してきました。

恐ろしいことに

独裁者ギャンブルは勝ち続けないと、その地位を奪われ、

最悪、身内もろとも殺されてしまうかもしれません。

 

事実、

自らがライバルや反対勢力に同じ行動を取ってきたのですから、

妄想ではなく、真実です。

アメリカ・イギリスが企画立案し、EUを巻き込み、

ウクライナを舞台に繰り広げられているロシアの軍事進攻作戦ですが、

ギャンブルに例えると、どうなるでしょう。

私の独断と独善で申し上げれば、

会社をクビになった暴力亭主が

マイカーを売り払い、株式も売却し、生命保険も解約して金を作り、

G1の単勝馬券にかけているギャンブル狂の姿です。

・会社をクビになり →  西側の経済制裁

・資産を現金化   →  2万人強~3万人弱の兵士死亡 
             1,000両の戦闘車両、60機の戦闘機 損失

・G1の単勝馬券   →  ウクライナ東部・南部の征服と独立宣言

プーチン大統領は、

頭に血が上り、やめられなくなっているのでしょう。

 

さらに、

マリウポリなどでの成果やセベロドネツクの3分の2を占領など、

小さな成果がでています。

(ほ~ら、やっぱり、俺って戦争の才能があるじゃん。
 オレが指揮を取れば、百戦百勝なんだよ)

と、今度は、

子供の教育資金や嫁のヘソクリも、

ギャンブルにつぎ込もうとしている。
 
こんな、心情風景が浮かんできます。

 

<第一段階 敵を誘い込み戦力を削る>

2月24日にロシアの特別軍事作戦が発動した当初、軍備の差は圧倒的でした。

にも拘わらず、

西側諸国が供与した武器は、対戦車用の携行ミサイルのジャベリンでした。

防御用の兵器であっても、攻撃用の武器ではなく、

ロシア軍をウクライナに誘い込みながら、完全占領は防ぐ。

それこそが、真の狙いだったように思えます。

 

<第二段階 経済制裁によりロシア経済を追い詰める>

ロシアも経済制裁を予測していましたが、

・38兆円の海外資産を凍結 → 戦争終結後、
               ウクライナの復興資金として活用

・スウィフトから排除   → ロシア経済の孤立化

・保険から除外      → ロシア船籍、ロシア航空機の排除

・外資の撤退と輸出制限  → 天然ガスや石油の産出も外国部品に依存。兵器の製造もストップ

・ロシア産ガス・石油の輸入制限 → ロシアの経済基盤を根本から破壊

 

<第三段階 精密情報の供与と中距離武器の提供>

ロシアはキエフ奪還作戦を断念しました。

その理由は、

1.人工衛星情報(英国・米国の軍事情報連携)
 
→制空権は両サイドとも握っていませんが、宇宙空間は西側サイドのみです

2.通信回線の確保(スターリンク)
 
→インターネット回線ではなく、宇宙回線により暗号化された情報が実行できています

3.攻撃型ドローンによるピンポイント攻撃

→敵の位置を確認して、ドローンで攻撃する手法が確立されました。
 今後の戦争形態を根本から変えることになります。

 

<第四段階 情報戦>
 
1.ブチャでの400人を超える一般市民の虐殺を世界へ発信

→プレス報道だけでなく一般住民のSNSにより動画と写真が世界を席巻。
 ロシア擁護派も沈黙せざるを得なくなった。

2.ロシア兵に投降を呼びかけ

→戦車を土産に投降すれば、ウクライナ市民権の他に120万円の報奨金を出す、
 と、兵士個人のスマホに直接アクセスしている

3.アメリカの顔認証テクノロジー企業

→クリアビューAIのウクライナ版を無償提供

 ロシアで広く利用されているSNS「Vコンタクト」内の写真をAIで検索し、
 死者、負傷者、そして投稿者を確定させ、彼らの近親者にダイレクトにメールを送信!

 

結果、
ロシア政府の検閲の無い、生の戦争情報がロシア国内で拡散

・ロシア兵母の会 反戦運動が徐々に始まる

・ロシア国内、新兵登録事務所12か所が放火

・ウラジオストクのレオニード・ワシュケービッチ議員による
 議会における反戦発言の全文・全動画がネットで拡散されている

・フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請
 (NATO不拡大をウクライナ侵攻の理由に掲げていたプーチンに晴天の霹靂)

・国連総会決議でロシア侵攻非難に反対を表明したのは、ベラルーシと北朝鮮の2か国のみ

世界的に孤立したロシアを正面から応援する国はたった2か国。
中国は、棄権に回りました。

 

<第五段階 仕上>

精密誘導ミサイル2,300発を撃ち尽くし、最新鋭の戦車を出し尽くさせ、

50年前のT-60を引っ張り出さなくなる程追い詰め

契約兵士30歳上限と外国籍兵士40歳上限を撤廃し、

新兵補充を余儀なくさせた後に。。。

アメリカはレンドリース法を通過させ、

射程距離40キロの榴弾砲M777、90門を10万発の砲弾とともに提供しました。

そして、多連装ロケットシステム(MLRS)

射程距離300キロの高機動ロケット砲システム(HIMARS)の供与を

数量、日時含め検討段階に入ったのです。

 

ボクシングで言えば、

散々、打ち合い、へとへとになった後に、

元気いっぱいのヘビー級ボクサーを3人まとめて投入する。

ルール無視の戦いに入ったと言えるでしょう。

ロシアがウクライナを完全占領する危険性は

ゼロになりました。

 

さらに、

核や生物兵器の投入リスクも

当面は下がったと申し上げます。

なぜなら、

軍や諜報機関が将来を悲観しているからです。

例え、奇跡が奇跡を呼び、ウクライナを占領したとしても

経済制裁が続くと、再軍備のための製造業復興は、

半導体の輸入や製造期間の輸出禁止で不可能。

現ロシアに未来はない。

もし、ここで核に手を伸ばすと、

執行部の我々もナチスドイツの将校のように一生、牢屋で過ごすか、

極刑に処せられる。

プーチンの暴走に付き合っていられないと、

辞任に次ぐ辞任が連鎖しているからです。

 

独断と独善で判断させて頂ければ、

ギャンブル狂のプーチンは

最後の賭けに敗れ、オケラ街道をトボトボと歩いて帰ることになる。

さらに、家に戻っても、怒鳴り散らす対象の家族は1人もいない。

「探さないでください」

という置手紙がちゃぶ台の上に置かれているだけとなることでしょう。

具体的に申し上げれば、

病気を理由に、後進に譲る。

後進は、世界に対し恭順の意思を見せるものの、

賠償金の話となり、態度を硬化させ、鎖国に近い国家となり、

周辺の異民族は、次々と独立を宣言する可能性が高いと考えます。

 

では、ギャンブル狂トリオ三人組のボスである

習近平さんはどうなるでしょう。

 

(財政問題)

現在、中国共産党は危篤状態です。

政府財源の36%を担う不動産は絶不調!

価格つり上げ政策により、支えられてはいますが、

新規物件は前年比40%減。。。

場所によっては92%減という衝撃的な数字が踊り、

財政破綻する地方自治体が続出しています。

 

(経済問題)

習近平のゼロコロナ政策により、

ロックダウンされた2,600万人都市である上海は地獄絵図です。

食べるものも、飲むものもなく、既往症のある方々は薬も飲めず、

救急車も呼べない閉鎖空間となりました。

いうなれば、自宅が監獄に変わったのです。

当然のことながら、経済は落ち込んでいます。

働き手がいないのですから当然です。

政府発表では、マイナス6%や7%と言った数値ですけれど、

体感的にはマイナス30%を超え40%に迫る状況ではないでしょうか。

結果、

地方税収でやっていた上海は、黒字から脱落。

中国政府から補助金が無ければ、

成立しない赤字財政となってしまいました。

外国籍企業は投資を控え、

中国からの脱出を予定に組み込み始めました。

駐在員も家族だけでも、帰国させようと袖の下を渡し続けているそうです。

 

(軍事)

中国の軍事は、ソ連やロシアのコピーです。

総本山のロシア軍が小国ウクライナにあのざま。

特に、戦闘機のエンジンは、

西側諸国の3分の1の時間しか稼働しない実態迄暴露され、

戦車は携行ミサイルで

艦船は対艦ミサイルで

駆逐される実態が世界に拡がってしまいました。

当然、ロシア産の武器にもメンテナンスが必要不可欠なのですが、

経済制裁を受けたロシアから

補修部品が追加で輸出される可能性は限りなく低くなりました。

ロシア組、チンピラ格の北朝鮮に

ロシア産ロケットを何発も打たせましたが、

西側各国は、「それがどうした状態」

仲裁にロシアを頼もうともしていません。

「打ち尽くせば、なくなるんでしょ。どんどん打ったらどう?」

と、挑発される始末です。

 

(台湾有事)

一か八かの賭けに出ない限り、台湾有事が遠のきました。
 
なぜなら、5月23日の日米共同声明の記者会見において、

アメリカ記者から

「中国が台湾に侵攻したなら、アメリカ軍は台湾を守るか?」

と、ド直球の質問を受け、バイデン大統領は、

「イエス。それが我々のコミットメントだ」

と、即答しました。

その後、ホワイトハウスは、

アメリカ合衆国の台湾に対する見解は変わっていないと

訂正声明が出されたのですが、

同様のバイデン大統領の発言はこれで3度目。

観測気球を打ち上げていると見るのが正解でしょう。

中国外交部はすぐさま、反応をし

「強烈な不満と断固とした反対」を表明しましたが、

翌日の5月24日の環球時報・人民日報ともに、

アメリカを非難する社説も大学教授のコメントもありませんでした。

それどころか、

5月25日 人民日報トップの掲載は、

1985年 習近平がアメリカ人サラ・ランディ(アイオワ州でホームステイした家庭の奥さん)に宛てた手紙を掲載した。

 

内容

(中米両国人民の友好は貴重な財産であり、これからも引き続き友好交流を進めてゆくことを願う)

台湾に対するアメリカの姿勢に対し

文句を言わず、友好の意思を示しているのです。

(もう、無理だ。プーチンから遠ざからないと。どんな目に合うかわからん)

習近平にとって、3期目続投は悲願ではありますが、

その確率は日々下がっています。

独裁者ギャンブルは勝ち続けなければなりません。

ところが、勝ち目がなくなってきたなら、

どこで降りるのか、模索し、長老の一人に潜り込もうとしている

習近平さんの姿が思い浮かびます。

 

◎日本の立ち位置

為替:1ドル120円~140円のボックス相場が続くことでしょう

製造:九州・三重・茨城を中心に製造業が復興します

金融:2025年には野村證券跡地に高さ300mの金融ビルが新築され、上海やシンガポールを抜く金融ハブ都市となります

観光:観光立国として日本が浮上し、その地位は揺るぎないものになることでしょう

エネルギー:電力/マイクロ原子力発電 
      天然ガス/日本の排他的経済水域に眠る(第7鉱区2028年)、紀伊半島沖 
      レアアース/南鳥島周辺(レアアース)

軍事:GDP比1%の見えない壁は取り払われ、2%に迫る軍事費となることでしょう。
   イギリスと日本の第6世代の戦闘機開発、レールガンなども開発されます。

人口:1人目100万円、2人目200万円、3人目500万円の子育て支援金が決まることでしょう。
   ただし、移民が目玉となり、外国人の流入と外国籍労働者がホワイトカラーでも当たり前となります。

 

日本はこれから30年間、

眩いばかりの高度経済成長のトレンドに乗ります。

戦後77年かかり、

日本はアングロサクソン国家から

信用を勝ち得たのだと考えると合点が行きます。

・約束を守る。

・文句をことさら喚き散らさず、己の領分をしっかりと見極め、もくもくと仕事をし続ける。

・個人の利益だけでなく、家族や会社や地域社会にも貢献する民族性

この評判を勝ち得たのは、政治家や起業家ではありません。

一般の日本人の何気ない振る舞いや行動が基盤を作り続け

揺るぎない信用となったのです。

とは言え、

私たちは、拳の届く範囲の家族を、仲間を守ればそれで充分です。

一つ一つのコミュニティーが強く、しっかりとしたものであれば、

国の品や格は自ずと定まり安定します。

 

今後も
  あわてず 
   あせらず 
    あきらめず

一歩、一歩 あゆみ

己の分身である貸家を一軒、一軒、

増やして行きましょう。

 

       藤 山 勇 司

 

=========================
藤山勇司の不動産投資ノウハウを学べる
生中継のWEBセミナー開催中です!
=========================

競売不動産の名人 藤山勇司が教える
ゼロから学べる 初心者のための

「やさしい不動産投資入門セミナー」

https://fujiyamayuji.com/itcz

【日程】
2022年7月2日(土)13:30~17:30

【場所】
会場セミナーとオンラインセミナー(WEB)の同時開催!
東京・神田 / オンライン(WEB)

【セミナー内容】
不動産投資の初心者に向けて、藤山先生が
「競売」を使って格安で物件を手に入れる方法をお知らせします。

– 競売を活用して、利回り20%を可能とする藤山流メソッドとは?

– こんな物件を買ってはいけない!藤山流物件選びの極意

– 競売で高利回りを達成している先輩受講生の 最新実例を公開

など、最新の競売事例も含んだ盛りだくさんのノウハウをお伝えします。

毎回、満席にとなりキャンセル待ちが出る大人気セミナー
あなたもお早目にお席を確保してくださいね。

詳細・お申込みはこちら!↓

https://fujiyamayuji.com/itcz

==============================

藤山勇司公式Youtubeチャンネルを開設しました!

毎日更新!『藤山勇司の不動産投資一発回答』
https://fujiyamayuji.com/6uqq

==============================

藤山勇司公式サイト ソーシャルリニューアルしました!

フォロー・友達登録募集中!
ソーシャル限定の特別なお知らせを配信予定です!

Facebookページ いいね!はこちらから
https://fujiyamayuji.com/orvi

LINE友達登録はこちらから
https://line.me/R/ti/p/404xwZg6DJ

Twitterフォローはこちらから
https://fujiyamayuji.com/0t0y

==============================

タイトルとURLをコピーしました